伝えるリスクもある

相手にとってきついだろうなと思えることも、相手のためであり、相手も了承していれば、きついことも伝えることが大切なこともあります。それは、言われる側だけではなく伝える側にもリスクがあります。

伝える側も自分がどう思われてしまうのかが気になるところでもあります。タイミングよく伝えないと、相手に対しての非難にしか聴こえないときもあると思います。
これは、自分も同じように伝えてもらったことがあるからこそ、伝える側の事も、伝えられる側の事も分かった上で伝えられます。
どちらかだけ体験していても、相手の気持ちを感じることは難しいかもしれません。そのために自分自身にもコーチが居るのだと思います。

こうした体験の中で、伝える側のリスクは、自分の保身があることも分かってきました。また、相手が本当に欲しているのかを見極めて伝えないと、余計なお世話になってしまいます。だからこそ、相手が何を望んでいるのかを知っておくことで、そこに近づくためなんだと相手に伝われば受け入れる気持ちも違います。また、伝えてくれる人との信頼関係も大切になってきます。

伝えられる側は、つい被害者になりがちですが、伝える側もリスクを冒してあなたのために伝えているということを認識おいてほしい。お互いのために伝えられている事を感じてもらえるだけでも、その言葉を受け取る気持ちが変わってくるのではないでしょうか。

どうしても、上手く伝えられないこともあります。けれども、自分が嫌われてしまうことも覚悟で伝えてくれている、あなたの求めることのために伝えてくれていることを感じて欲しい。

そして、伝える側はそれが本当に相手のためなのか、自分の思い通りにするためなのかを今一度感じて伝えて欲しい。

お互いが求めるもののために伝え合えるときに初めて伝わりあうのかもしれません。
ただ、今日伝えたいのは、伝えられた側が被害者ではないことです。私など一人になってみると、こうして伝えてくださる方が当然のように居てくださる環境がどんなに恵まれていたのかと思います。
今は、自分から伝えてもらうために言葉をもらいに行かないといただけません。しかし、今後の関係も考えてか、なかなか本音を全て伝えてくれるわけではないと感じます。
きっとそこには、一緒にこうなっていこうというものがないからだと思います。ですから、伝え合え、共に目指すものがある環境はありがたいものなのです。

私自身も今、こうして言いにくいこともお互いのために伝え合える仲間を探しています。ありがたいことに私にも探せば伝えてくださる方はいらっしゃいます。しかし、同じ目標に向かってという仲間をこれから見つけていきます。
こうした時に伝えるリスクがあっても、関係性は崩れないと信じて、相手のために自分達のために伝え合える仲間を見つけます。
というよりも、今いらっしゃる伝えてくださるかたがたも大切にしていくことも忘れてはならないと感じています。

あなたは、あなたのために本気で伝えてくれる人はいますか。
その時、あなたはどんな気持ちになりますか。
そして、あなたは相手のために、言いづらいことも伝えられるような関係作りをしていますか。

クライアントさんに言いづらいことを伝えて、一時的に沈んでしまったクライアントさんが、次回までにまた成長している事を信じて・・・

コメント

タイトルとURLをコピーしました