ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

自分の判断で出来ることって

   

自分の判断でできることって、たくさんあるのに、「自分では何ともならない」と思うと、何ともならない事が溢れかえって見えるから不思議です。

そのことに気づくまでにそもそもかなり歳を取りました。

娘も中学生になり、自分の中学の頃をふと思い出すことがあります。
私は絵に書いたような「優等生」だったように思います。

学校のルールは守るし、ルールを逸脱する人には注意もする。学校に行くのも一番。授業中には発言もし、宿題もしっかりやり、部活動も頑張りました。目の前の事に精一杯だし、お家でも三姉妹の長女としての「お手本」をやっていたように思います。
だから、当時は判断するというよりも、ルールの中で、時間や眼の前の事に負われているだけで、選択しているという感覚も全く持てなくて、どこか「自由になりたい」と思っていた時期のような気がします。

しかし、今考えると、「優等生で居なさい」と言われたわけでもないのに、自分がそうしていたのでしょうし、お家でも「お姉ちゃんなんだから」とは言われましたが、妹達に見えない所でまで「お手本」で居なければならないわけではなかったのに、親の期待に応えたいと思って、優等生したのも、お手本になろうとしたのも、自分の選択なんですよね。

先日、ある企業にお邪魔した時に、部下が「会社の方針が気に入らない。女性を活用するのは良いけれど、社内保育施設に居る子供に、仕事中に声をかけられて、対応しちゃうのってどうなの?周りに居る人達も意識がそちらに引っ張られるし、どうなの?」と怒っているのです。
そう捉えるんだなあと思いましたが、その部下は若くて、独身です。「あなたが子供で、活躍している親を見かけたら、どんな反応をしますか。」「その時に親が、素通りしたらどんな事を感じますか。」「親が対応してくれるとしたら、どの程度まで対応してくれたら満足ですか。」など、子供目線で答えてもらいました。

その上で、もう一度、あなたが親だったら、どうしますか。と確認してみると、「無視はしないですね。返事して、お休み時間まで待っててね。と言いますかね。」と答えられた後に、「今の社員の皆さんも同じようにされていると思います。必要以上に関わっているわけではないですね。ちょっと親としてどうなの?って思っていたけれど、親だからこそ伝えられることは伝えなければならないから、多少なりの反応が必要だと解りました。母親って、それだけ子供の事を考えているって事ですよね。今までは腹が立っていたけど、尊敬ですね。でも、そもそも見える所に保育施設を設置するのがおかしいのではないか。」

ほんとに視点を変えてみる質問をしてみただけですが、これだけの変化があったのにはビックリしました。
が、根本的な会社側への不満は続くように見えましたが、この後も子供の身になって考えていらっしゃって、「親も子供も安心するのかも」と考えられていたようでした。

そう思うと、この不満をもらした方は、この件に対しての不満なのではないかという気がしました。
それは、おってお話を伺うにしても、一つの事を取り上げての不満であって、何かあるのではないでしょうか。

いづれにしても、この方が最後におっしゃいました。「会社に不満を持ったところで、smilecoachさんには言いましたけど、上司に直接不満を言えるわけではないですし、方針が変わるわけではないんですよね。結局、自分の考え方が今日みたいに変われば、対応の仕方はあるわけで・・・。結局、会社の良いようにされていると思っていたけど、結構自分のみたいように見て、不満を持つって選んだのは自分だったんですね。ほんとは、もっと会社に不満があるのかなあ。うん、きっと有るから次から次にストレスがたまってるんだろうなあ。不毛ですね(笑)もう少し、前向きに考えてみようかなあ(笑)」

改めて、自分で判断できることってあるのに、まるで選択肢が一つみたいに思って、ストレス抱えてしまうこともあるなあ。無意識にその事を選んでしまっているだけなのにって事があるんだなあと思いました。

最初の中学の頃の話しもそうですが、きっと若い時から、私達は「答えが一つ」に慣れてきてしまって、自分で自分をがんじがらめにしているのかもしれませんよね。

出来事は一つでも、その考え方や、対応はどれだけでも選べるし、変えられる。
そのことを改めて考えさせられました。

私自身、中学生の娘の事で悩む事はたくさんあります。
選択肢も広げてみたり、捉え方を変えてみたり、周りの人達の意見を伺ってみたり・・・。
その度に、親として何ができるのかを考えることが多々あります。けれども、当の本人の娘ががんじがらめだと思っているとしたら・・・。

まだ親として、関われる事はあるのかもしれませんね。

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