仕事は作業ではない

お盆休みは家族との時間をしっかりとりました。
昨日から少しずつ仕事は始めましたが、今日から本格再開です。

と言いながらも、仕事は作業ではないと改めて感じる事がありました。

娘の健康診断を受けなくてはならず、1週間前にかかりつけ医に伺った所、お盆休みになるので、今日来てくださいと言われ、今日伺いました。
そして、午前のうちに病院へ伺い、検査待ちをしていると、数十分経って受付に呼ばれました。
受付に伺うと、「すみません。ここでは出来ない項目があり、今すぐ◯◯病院に行ってみて下さい。」と。
時間はもうその病院の受付終了時間間際。それでも慌てて車を走らせました。

なぜなら学校が夏休み明けとなる前に健康診断を受けておく必要があるからです。

慌てて、次の病院に向かっていましたが、道が渋滞していて間に合わないかもしれません。が、今日受けたいので、病院に連絡を入れました。「学校から健康診断を受けてくるように言われて、向かっているのですが、渋滞にはまり、そちらに着く時間がギリギリになりそうです。どこに行ったら良いでしょうか。」

すると、電話交換の方が、「それだと予約が要ると思いますが。少し確認するのでそのままお待ち下さい。」と言われて、健康診断課に回してもらい、やはり今日は駄目との事。検査して欲しい項目を知りたいということで、やっと辿り着いたからと診断項目を見せに行くと、「あれ?これは小児科ですね。しかも、ごめんなさい。話している間に時間が経ってしまって、今日はもう無理です。」と。
それどころか、一部の診断に関しては、「かかりつけ医でないと書けない項目があるので、この診断についてはかかりつけ医でお願いします」とあっさり言われてしまいました。

最初の病院から、次の病院の受付。受付から健康診断課。健康診断課から小児科。
しかも結局、小児科受診できず・・・。なのに、あっさり「明日出直してもらえますか。」で終了。
その上、最初の病院でしか見てもらえない検査があるのに・・・。

何だか人との対話が大切なお仕事のはずなのに、作業として関わられているようで嫌になってしまいました。

もちろん、おやすみの間に他の所を探して受診しなかったのか。朝一番に行っていたら間に合ったのではないか。など、二つの病院の担当者の責任ばかりではありません。
しかし、「作業」ではないのに、作業のようにたらい回しされた気分になったのは心地よいものではありません。
振り回される娘は、昨夜から食事を食べておらず、途中から気持ち悪いと言い出してしまい、帰ってから寝込んでしまいました。
私にとって、一番心がかき乱されたのは、娘が疲れて寝込んでしまったことです。

相手の批判をするのは簡単ですが、改めて自分の仕事が「作業」になっていないだろうか。
振り返る機会にもなりました。

また、自分にとって娘の事でイライラしているのか、私が振り回されたことにイライラしているのか、その両方なのか。それとも全く別なのか。いづれにしても、こんなことで、ストレスフルになって居る自分が情けなくなりました。
せめて、自分も同じように人と関わる仕事をしているので、自分は誠心誠意、目の前の人を今まで以上に大切に向き合って行きたいなと思いました。

仕事が作業ではないとしたら、この「仕事」とは何なのか。
あなたは何だと思いますか。

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