仕事で走り疲れるのは?

先ほど、大好きな女性社長さんとお話をしてきました。
これまでの学びの話しをしながらも、沢山、これからの私に対してのアドバイスも頂き、幸せな気分です。
その社長が仰っていたのは、「部下が辞めたくなっちゃうのってなんでだろう?」でした。私なりの考えをお話したら、なるほどねって仰ってくださったので、ここにもシェアします。

その女性社長(仮称Kさん)さんは、本当に人脈が広く、ただでさえ広い人脈が更に深まり、いろんな方々との出逢いから学ばれているんだなと、その行動力に更なる尊敬の念を感じています。

Kさんは、嫌な環境に身をおくのは、正直不安だけれど、ある程度「やる」と決めないと、新しい出逢いも新しい可能性も開けないとおっしゃいます。
今の私には、重要な言葉のように感じました。

そして、Kさんの話しに、ある企業の部下の話しがありました。
「やりなさい!と言えば、凄く成果を上げられるし、こうしてと目標を与えると達成する優秀な部下達。しかも、自分の期待を超えて成果を上げる部下が居るのに、辞めたがる。どうして優秀だし、可能性も更に広がっているのに、辞めたがるのか解らない。」と。

確かに「あるある」と思いました。

が、目標は達成すると燃え尽きてしまう可能性も秘めています。
今朝のコーチ養成のクラスで目標設定について話をしている時もそうだったのですが、「やらされ感」になってしまう事もあると。

どうしたらいいのか。
自分の経験からも、コーチとして関わる企業様とのコーチングの中からも言えるのは、目標は見えやすいけど、それだけでは「息切れ」していまう、ということです。

だからこそ、「息切れ」しないためにやっているのは、「何のためにやっているのか」「自分にとってどんないいコトがあるのか」「そのプロセスの中で時間を忘れるほど夢中になれた事はどんな事か」など、自分の中に「燃え尽きない炎」や「意図」を見出すことではないでしょうか。

それはそんなに簡単に見つかるものではない事もあるからこそ、時間も掛かります。時間が掛かれば、ビジネスの世界では「成果が見えない」と排他的になりやすい事ではありますが、長期的視野に立ってみると、この事を置き去りにした場合と、重要なものとして扱った場合では、部下の長期的成長や、やる気に差が生じていることを感じます。

「燃え尽きない炎」とは、周りから与えられるものではなく、一人ひとりの内面から湧き出てくるものなので、結果的には自分との対話をすることなのですよね。
この事「も」大切に扱っていけるかどうかで違うのではないかと思います。

成果や結果だけでなく、プロセスへの関わりも大切に扱う事。ここがコーチングの醍醐味でもあるのかなと、今日もK社長と話ながら感じました。

ちなみに、K社長も同じように走り続けていらっしゃる方で、しかもお会いする度に視点が広がっていて、その方とお会いするだけで影響を受けます。
走っている人も、その人の周りで影響を受けていらっしゃる方々が居るということも、知っていただけると嬉しいです。

燃え尽きない炎、あなたは自分のどんな時にその炎を感じられますか。
暑くなる時期に、「炎」ですが、燃え尽きない炎で、暑い夏も乗り越えていきましょう。

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