マネジメントは審判に学ぶ

先週、ふとサブリーダーって副審みたいだなあって思ったんです。本当にふと・・・。
私は小学校の頃から母親のバレーボールを見て、自分もバレーボールを始めてしまうほど、毎週のようにバレーボールを見たり、したりしていました。ゲーム形式のときには副審がいるんです。その副審ってサブリーダーの視点と似ていると思ったんです。

つまり、主審がボールを追った目の動きをするのに対し、その主審が見られない所を見ているんです。また、時に合っているよと、主審と同じであるという主張もしたりします。しかし、副審が「こうだ!」と主張しても、主審が違うと言えば、主審の判断に委ねるのです。

これって組織のサブリーダーの役割と似ていませんか?
他のスポーツでもきっと同じだと思います。闘っている人達ももちろん現場としてプレーしているのですが、他の判断する人達にもまたチームが出来上がっているのですよね。
複雑に絡み合うチームがあって、一つの組織を作り上げているのだなと改めて感じましたし、審判はきっとマネジャーなんだろうなあと思いました。

ふとそう思って、更にスポーツの審判を見ていると、本当にマネジメントに置き換えられる部分っていっぱいあるんだなと面白くなってしまいました。

まずマネジメントチームメンバーには、主審・副審がいます。他にもスコアラー(点付け係)や線審なども居ますよね。スポーツによってはスコアラーの人数が多数で平均をとったりすることも。

そして、役割として、主審は今現状どう動いているかの動きと人との関わりに対し、目を光らせていました。そして、副審は、主審が見られない部分の視野を広げてみるために、現実の動きが会った時の周りの様子に目を見張っていました。そして、線審は特定の事柄に関し、専門的に目を向けながら正しい判断ができるようサポートしていました。スコアラーはその結果を表示する役割を担っていました。

つまり、一人で背負えない部分をお互いが保管しあえるしくみを作り、Playerが、闘いに集中できるような空間を作り上げ、不公平を排除できるように基準を持って判断する役割を担っているのがマネージャーチームなんだろうと思いました。

ビジネスだからビジネスという視点だけではなく、プライベートやスポーツ。いろんな視点から考えてみると、本当は私達の体験や見聞きしているものの中に、大抵の答えは隠れているのではないでしょうか。

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