リーダー達の本気ぶり

リーダーシップ研修がありました。その時の参加者は多くが「上司に言われて参加させられた」と動機を伝えてくださいました。でも、動機なんてどうでもいいんです。その先が大切なんだろうなと感じさせられました。

最初の動機づけの部分で、いつも時間をかけてやっていることがあるのですが、その時間以降の皆さんは、真剣そのものです。(と、私が勝手に思っているだけかもしれませんが・・・。)

特に昨日はリーダーの皆さんが40名以上も集まっていらっしゃるので、それぞれが持っているリーダーシップを発揮し始めました。そうなると、参加させられた動機よりも、「自分が得て帰る」という姿勢に変化します。これというのも、本気になれば何か得られるかもという期待感が自分の中に生まれているからのようでした。

時間を重ねる毎に真剣に関わる皆さんの表情が変化し、まさにリーダーとしての言動を見せ始めていました。「こんな事があって、困っているんだよね。」「うちではこんな事をやってみているよ」「同じだなあ、どこも」など、情報共有したり、共感したりしながら、「じゃあ、どうしようか」の話を真剣にされていました。

職場を思い描きながら、そこでいかに関わっているかを真剣に討論している姿は、まさに本気そのものでした。結局、言動や目にもその本気さというのは出てくるんですよね。言葉だけではない五感で感じられる部分として。

その雰囲気は伝播して、全体へと広がっていく。40名以上のリーダーが集まったその場は、誰一人疲れた様子もなく、最後まで終了しました。終わってからも、お互いに名刺交換したり、課題確認をしてみたり、時間があるからと自分が意識して続ける行動を書き留めたりされていました。

リーダーを任される方々というのは、やはりモデルでもあるんだろうなと感じさせられた時間でした。やらされてるという思いで参加してきた人達も、自分で「ヤル気」を作って、やる気を本気に変えて、表現していらっしゃいました。このプロセスができる事もリーダーとしての一つの素養なのかもしれませんね。

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