部下を成長させられる時

私も含め、成長の過程で、飛躍的に成長した時期というのがあるように感じています。その成長を促す事が仕組み化できたらいいなと思い、10年来、いろんな人達に聴いてみたり、自分の体験を客観的に振り返ってみました。

結果、飛躍的に伸びたのは、「上司が退職した時」「人数が減ってしまったのに仕事量が減らなかった時」「人数が急激に増え、自分が教える立場になった時」「集中できている時」などでした。つまり、外的要素が非常に多い事が分かりました。

昨日伺っていた企業様でも、上司が出張だったりご家族の病気で休む事になったりと、上司に頼れない状態になった時、責任を求められる立場となり、自然に成長するような事が起こっていました。また、プレイングマネジャーの方が減ったわけですから、製造業で数量をあげていくためには、一人ひとりが話し合いをしながら仕事をしていて、結果として、一人ひとりが自分のやることに真剣に取り組み、目がキラキラと輝いている様子が見られました。

これら、外的要因に対し、「集中できる」という状況を、自ら作れる人が、成長を続けなれる人なのでしょうね。

その集中出来る状態をいかに作っていくか。ここがポイント!一人ひとり違っているようでしたが、キーワードはあるような気がしました。

  1. 「できそう」と思える目標設定であること。
  2. 「イメージ」がハッキリしていること。
  3. 健康であること。
  4. 自分が他に気になることがない状態であること。
  5. 「適度な負荷(ストレス)」があること。※納期なども、この一つです。

この5つだけではないし、全部が揃っている必要はないとは思いますが、集中の際のキーワードは似通っているように見受けられました。

部下を育成しようと思って、関わりすぎるより、もっと効果的に部下の成長を促す事はできるという事もあるという事です。
なかなか外的要因は演出しづらいのですが、内側から集中しようとすることを周囲が促す事は、できるのかもしれませんよね。
また、部下が自ら作っていく事もできるのでしょうね。

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