リーダーが示す

リーダーが全てできるわけではないけれど、やはりリーダーは何かを示す必要があるように感じました。

部下がリーダーになりたくないと思う企業が過半数で、そこには色々な理由があるそうです。
理由の一つは、「役割に見合う金額がいただけない」という理由も大きいそうです。が、それ以上に多いのは、「リーダーは帰れなさそう」「リーダーは大変そう」という、現リーダーを観て、「なりたいリーダー像」とは程遠いものを見せてしまっているからのようです。

実際に、女性が管理職になりたくない理由も同じく「時間的な制約があるのに無理」という理由が大きいそうです。

後継者を育てようという話もよくされているけれども、あれもこれもリーダーがしなくてはならないから、確かにリーダーは大変にしか見えないという事があるように思います。

ただ、本当に「リーダーになってから苦労する」ということを見せ続けていいのでしょうか。
今のリーダーが、部下に仕事を任せながら、自分が本来やるべきことに集中できる環境をいかに作るか。なりたいリーダー像は、きっとリーダー自身にとっても魅力的なもののはずなので、なりたいリーダー像に近づくためにできることって何かないだろうか。

そんな事も考えてみてほしいと思います。
言うのは簡単なんですが、私も自分自身がメンターから指摘されるまでは、考えた事もありませんでした。きっと苦労するのが好きだからなのでしょう。
けれども、メンターに「smilecoachさんみたいなリーダーにはみんななりたくないだろうね。」とまで言われて、ハッとした事がありました。それ以来、無理をしすぎず、任せながら、役職が付く前にリーダー的な事ができるように育てていけるようになりました。(多分)

部下がそれに対し、どう感じていたかはわかりませんが、「私には無理です」と言う人は居なかったのですから、きっとだいじょうぶだったのだろうと思います。

リーダーが示すべきものは何なのか。
改めてあなたも考えてみませんか。

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