「今できること」の意味

ご無事でしょうか。中部地区に来たことで少し気持ちが落ち着いているのを感じます。
とは言え、地震の衝撃は無意識な感覚が覚えているようで、昨日はずっと震えて、ずっと目頭が熱かったです。そんな中「今、私に何ができるのか」を考え、今できることをしているのですが、自分の地震以来の行動を思い出すと、二つの視点があることに気付きました。

一つは、地震の揺れが続いている地域にいた時は、不安と恐怖で、まさに「今」どうするか、「命」をどう守るかに集中していたように思います。
しかし、少し離れたことによって、「今後のための今」何ができるかに変化したように感じました。

つまり、これからこの心が張り詰めた状態で数日続いたら?その時のために何ができるんだろう?
これから復旧しようと思うとお金も膨大にかかるだろう。そのために寄付をしようとか、寄付以外で復旧のときにできることって何だろう?って考えたりもします。

正直、まだ気持ちは自分も地震の中に居ます。津波の被害をテレビでみて、緩んでいる涙腺がすぐに熱いものを頬に伝わせます。「今」から気持ちが進むことはない状態です。
けれども、離れているからこそ一日でも先の事を考えた「今私にできること」をしようと思っています。

ふとそんな事を思っている自分に気づきました。
今できることの意味って、その環境にもよって違うのでしょうね。

今あなたにできることは何でしょうか

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