声の大きさのコントロール

声の小さい人が増えたなあと思っていた時に、社員研修があり、講師として関わったので、「〇〇さんに届く声でお話してくださいますか」とお願いをしてみました。

多少大きくなるけれど、そんなに急には大きくならない。
聞こえていれば問題ないなあと思って、聞こえているか確認すると、やはり聞こえていないみたいで、マイクを回す事にしました。

後から、ご担当者様とお話していたら、こんな事を伺い、そうだなあと思ったので、ここに書いておきたいと思います。

コロナ禍で、研修や仕事もオンラインが多かったので、システム自体のボリュームを変更することで、自分の声の大きさを変えられる事に慣れてしまった世代ではないだろうか。
なので、全体として声が小さいのです。声を出してと言ってもそんなに変わらなくて・・・。と。

近くに居た受講者が、「そういう事かもしれません。私なりには変えているんです。日頃も困る事はないんです。なのに声を出せと言われる事が多くて、戸惑ってました。でも、やっぱり自分の声は解らないですけれど、〇〇さんの辺りの人が発言すると地声だと聞こえないですね。それは解りました。」と話してくれました。

1対1だと普通に話せるのですが、1対1の時と、大勢になった時のボリュームが確かに同じか、少しだけ大きいかな、位なのです。それは、数年のオンライン環境になれたこともあったのだなあと改めて数年の中で起こる変化と、原因に新しい学びをいただきました。

声の大きさのコントロールも、少しの間は伝えていく事も丁寧にしていこうと思います。

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