フィードバックとは、シンプルに言うと、目標からどれだけずれているのかを示すもの。
ということは、相手の目標などを知っていないと、それはフィードバックではなく、感想になってしまう可能性もあるのではないでしょうか。
昔から、評価をいただくことは敢えて自分の成長にも繋がると思い、積極的に受け取るようにしています。が、何を望んでいるのか、どうなってほしいのか、全くわからない評価があると、混乱することもあります。
当然、フィードバックを受け取って、聞き流すのも、受け取って今は保留にするのも、改善に役立てるのも、受け取った側次第ということもあるので、私自身は、受け取りがたいものは一旦保留にするようにしています。
感情として受け取れないのか、本当に解らないのか。
相手にそう受け取られたのは事実だとしたら、どうしたら良いのか見えない時が一番もどかしかったりします。
そんなもどかしさも体験するからこそ、伝える時にも「それが本当に相手のためになるのか」「どう伝えたらよいのか」も考えて伝えるようにしています。
とは言え、普段の生活の中ですと、家族にも、部下にも、ただただ自分の感情をぶちまけているだけじゃないか。押し付けようとしているだけじゃないか。と思う発言をしていることもあり、反省をすることもあります。
ただ、関係性さえあれば、それは「私のためのつもりなんだろうな」と伝わるかもしれませんが、関係性が良くないと「いじめている？」と思われてしまうのかもしれません。
フィードバックって本当に難しいからこそ、学んで磨いて、より良いものが提供できるようにしていくものなんだと感じています。
そして、根底には「何のためにするのか」が必要な気がします。
そもそも、相手の目標や成長には繋がることなの？相手はそれを望んでいるの？
フィードバックをされる側も体験するからこそ、一段と感じる難しさと、相手を知ることの大切さを痛感しています。
あなたのフィードバックは、誰のためのものですか。何のためにしていますか。
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