リアクションは大切

改めて最近感じることは、相手がしてくれたことへのリアクションは大切だなあということです。

毎週月曜日に、看護学校で教壇に立つ機会をいただいております。
昨年度、ご一緒の機会が多かった先生に「授業の最後にレポートをその場で提出させると、学生の学んだ内容の定着にも役立つし、何を思ったのかも聞けるから、レポートを書く時間を5分でもよいから取るようにするのはお薦め」と聞いて、早速真似をしていました。

今年度も、引き続き毎週、授業の最後にレポートを書いてもらうことにしました。
正直50名近く居るので、見るのは大変です。
けれども、見る事によって、何が伝わり、どう感じたのか。何を学びとしてとらえたのか。など、私自身の改善の元にもなりますし、ちゃんと伝わっていると、多すぎて見えてなかった学生たちが見えてくる気がして、次の授業でその人達の行動観察もできています。

だからこそ、短い時間でレポートを書いてくれる学生に感謝もこめて、「一言でもいいからコメントしよう」と決めて、コメントを書くようにしました。
すると、次のレポートはさらにたくさんの事が書かれてきます。特に学んだことについて、凄く要点が伝わっている事も感じ取れるレポートになってきています。
それが嬉しくて、またコメントすると、また書いてくれる。

私自身、こうしたリアクションがなかったら、適当に書き始めてしまうかもなあと思うと、初回からちゃんと書いてくれている学生たちは、真面目だなあと思うし、凄いなと尊敬もできます。

関わる立場としては、「レポート書いて」と言っている以上は、何かしらリアクションは必要だなと改めて思いました。

何かをやってみて「いいんじゃない?」の一言があることも救いになることもあります。
「もっとこうするといいと思うよ」と言われるだけで、見ててくれる人が居るんだと、頑張り続けることもできます。
「ここ大事よねえ」とポイント抑えたぞ、ってわかる言葉を言われたら、安心できることもあります。

そうしたリアクションの効果も感じてきたからこそ、リアクションはちゃんとしていきたいと思います。
コロナの影響で勉強が集中していて、気持ちが焦っている様子が見受けられる学生たちが、少しでも安心できる一コマであったらいいなと思い、50名のコメントがんばろうと、自分に言い聞かせている今でした。

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