あれ?と思ったら・・

以前の私は、あれ?と思っても黙っていたんです。
でも、気づくと今は確認できるようになりました。それが良いことばかりではないとは思いますが、黙って勝手にネガティブになる癖のある私には、前向きで居るためにも、「確認する」というスキルは、磨いてきたものの一つなのかもしれません。

それでも、躊躇はあります。
「書類が来ていない」
「商品が届かない」
「これとあれ、どっちかお返事もらったっけ?私が忘れている?まだ連絡がない?」
など、本当に素朴な事も含め聞いてしまいます。

でも、昨日思いました。
以前は思っても黙っていたのは、人に迷惑がかかるかどうかを気にしたときだけで、それ以外は聞いていたんだなあと。

以前の職場なのですが、社長がすごく仕事に熱い方で、刺激を受けた事が多かったのです。でも、「なんでこんなに熱くなれるんだろう?」と疑問が湧いて、聞き方は考えました。
「どうして、この仕事をしようと思われたのか」
「なぜ起業しようと思われたのか」
そうすると、聞いたことには本当に包み隠さず話してくださいました。
「この先、どうしていきたいんですか」
「大切にされていることは何ですか」
本当に疑問がわくと、すぐに聞ける場所(秘書)に居たこともあり、すぐに聞いていました。

伺うと、不思議と聞けば聞くほど、社長寄りに考えられるようになっている私が居ました。

あの頃も既にたくさん聞いていたんだな、という発見と、聞く事でイメージを共有していく過程にも気づく事ができました。
そこからは、具体的な行動まで見えてくると、行動確認は下の人、取引先、同僚にもたくさんしていたように思います。
「あれ?今日は遅いけど、何か起こったんだろうか?」
考えても、現場のプロに確認した方が良いこともすぐに聞く。でも、違う視点で見えている事は伝える。という一方通行じゃないやり取りをしていたように思います。(相手はどう思っていたかは分かりません。行動を伴うからきっと私って厳しいって思われていたかもしれません。)

磨いてきた部分は、たぶん、部分最適を聞くのではなく、全体最適を考えた上で聞けるようになったことくらいかなあ。
確認するのは、もともと持っていたものだったようです。

最初にお伝えしたように、それがいつも正しいわけでも、良いわけでもないことがある気がします。
だからこそ、もう磨けた部分であれば、違う関わり方も磨いていきたいものです。

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