技術も知識も進歩しているんだなあ

もう16年近く前になりますが、突発性難聴を経験しました。
1つ目の耳鼻科の誤診により、対処が遅れ、2つ目の耳鼻科で病名が判明し、治療しましたが、私の右耳はそれまでの8割しか聞こえなくなり、同時に左右に差があることで、今までよりも聞くことに集中しないと会話が聞こえなくなり、「ながら仕事」が下手になりました。

でも、時を経て、感動しました。

4月の多忙さが半端なかったせいもあり、片耳が途中から聞こえてないことに気づいていたのですが、聞き間違いをすることを正されたり、他の人に伝えてもらうことで何とか終了し、休みを迎えました。
でも、悪化の一途をたどり、GW明けに、久々に耳鼻科へ行くことにしました。

検査機器も充実している病院を選び、調べてもらうと、かなり酷くて、補聴器が必要なレベルでした。
けれども、何が原因か、16年前との変化も比較することもできず、考えられることはやってみましょうと治療をしました。

すると、私の記憶の16年前のデータより、今現在は良くなっているのです。
「えっ、治療で回復が見られず、これ以上は良くならない、と言われたのに、良くなっているんじゃないの?」

どうも、よくよくお伺いすると、良くなっているように見える部分と、悪くなっている部分はあるようですが、聞こえる状態としては、良くなってきているように感じるのです。

先生曰く、「耳の悪くなる原因はまだまだ解明が進んでいない部分もあるけれども、医学も薬学も日々進歩しているからね。諦めるのは勿体無いですよ。やれることはやってみましょう。」と。

正直、明るい表情しか浮かびませんでした。

私達も何気なく生活しているように見えて、社会が変われば、私達も変わっているはずです。
日々成長していることを感じることは、長い年月を経ないとわからないこともあるでしょうが、きっと成長を重ねている、変えられることもある、と信じて、日々を過ごしていきたいなと改めて感じました。

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