プロとアマの違い

パソコンをいじりながら、たまに思い出す言葉があります。それは、効率よく物事を進めたい私が、「エクセルで◯◯みたいな事ってできないのかなあ?」と言った時の事でした。プロとアマの違いがこういう所で出るのかとおもったことでした。


「エクセルで◯◯みたいな事ってできないのかなあ?」と言ったら、当時、エクセル初心者だった私に、「あなたが考えつくような事だったら、プロはもう機能としてやれるようにしてあるはずだよ。機能を探してみたら?」とヘビーユーザーの方が教えて下さったのです。

そもそもエクセルは計算等が効率よくできるように開発されたものだから、計算に関してのプロ。であれば、日頃使うような計算や、繰り返しされる作業などは、簡素化できるようにソフト自体が作られているはずであるという事です。
思わず、納得してしまい、機能を探してみたら、本当に面倒な計算が簡単に出来るような機能がありました。
今も「いかに簡素化できるのか」という観点なのかは明確ではないけれど、進化し続けているソフト開発は、まさにプロ。
そして、アマチュアがその機能を使いこなせるかと言ったら、正直のところ、自分の作業範疇でしか使いこなせないでしょう。ただ、プロが至れり尽くせりの状態にしてくれていると信じると、本当にアマチュアには有難い機能が沢山ついていますよね。

プロは、目的をトコトン追求し、ユーザーがその機能に行き着くように、最近は考えてもくれているお客目線もあります。
アマは、必要な事だけを抽出し、必要以上の機能も覚えないし、必要ではないし、全て自分目線なんだろうと。

エクセルが大好きで、かなりお世話になっていた時期もあるけれど、ふと今を考えると、またワンパターンの使い方で満足してしまっていて、もっと楽に出来る事があるだろうにと思います。
ユーザーとしてもヘビーユーザーからライトユーザーに変わっていて、どんどん初心者に戻りつつあるなと感じると、この部分はいいとしても、私は一体、何のプロなんだろう?と考えてしまいました。

プロであることが必要なのかどうかは解りません。
けれども、私は今、何のプロと名のれるのだろうか。
「成幸」の追求をしてみている。人の強みの活かし方を一緒に考えてみる。笑顔に関して、探求している。尽きることのない探求。そして、実践。きっとこの分野に置いてはプロと言ってもいいのかもしれません。が、まだプロの領域じゃない気がしました。
それは、エクセルに置き換えると、まだまだ自分が思う部分しか探求してないんじゃないかな。

誰かと共に学ぶ。本を読む。先人を真似る。体験の時間は限られているからこそ、知識を得、やってみる事で、更に自信を持って名乗る事のできるプロになっていきたいものです。

あなたは何のプロですか。
あなたは、どうなったらプロ領域ですか。

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