話すことでまとまる

話すことで、伝えようとするからなのか、話が徐々にまとまってくること。話しているうちに思い出すこと。自分の感情を客観的に表現すること。などができるようになっていくのを体験されたことはありますか。

私は、書いてまとめてみることをするタイプで、ずっと中学生の頃から日記を書いていました。
が、今は公開日記のようにブログに代わりました。
どうも話すことの価値というのは、以前は気づいていなかったのかもしれませんし、私自身のことを話そうとも思っていませんでした。

けれども、講師を始めて少しした頃に、尊敬する方が一緒の方に出会い、研修もサポートしてもらったんです。
その方曰く、「smilecoachさんの場合には、勉強はさせてもらえるけれど、遠い気がする。きっと自分のことを話してくれないからだと思う。」と言ってもらったのです。
それからは納得できたので、少しずつ話せることから話すようになりました。日記もこうしてブログにしてみました。

徐々に自分のことをさらけ出せるようになってみると、話そうとすることで違う発見が生まれることに気づきました。
コーチに話すとしても、どこか自分のことを話すというよりも相手に納得してもらえる話をしようとする(コーチが悪いのではなく、私の性格がそうだったからです)ので、自分じゃないみたいで、話す価値が分かったのは、コーチが変わってからのタイミングでした。

話すことでまとまる。話すだけで勝手に解決されていく。
不思議な感覚ではありましたが、話しをすることの大切さに気付きました。

そうなると、話すためには、聴く人が欲しいわけです。
先日、クライアントさんに「本当に聴くだけの会社があるんですよ。」と教えてもらいました。聴く練習のためにサポート役でたくさんの聴くことを仕事にしたい人が協力しているのだそうですが、「本当に聴いてくれるだけなのに、すごくすっきりと頭が整理されるんです。smilecoachさんとの話は、そこにプラスアルファがあってやめられないけれど、結構面白い体験でした。」とおっしゃっていたのです。

話すことの価値。改めて感じさせてもらいました。
あなたもだれかにとことん自分の話をきいてもらいませんか。何が起こるのでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました