成長を見守る

子供も部下もですが、成長を「見守る」って本当に大変な事だと感じています。
経験してほしいけれど、失敗もしてほしくない。そんな思いから、ついつい手を出してしまうと、「どうしたら良いですか」と答えを自分で考えない部下を育ててしまいがちです。反対に「自分で考えようね」と自分の考えを持つようにしてもらうと、その時期が早すぎると、ルールも型も分からないうちに考えて、「この組織に合わない」と違う場所に居場所を求めるようになってしまうこともあります。

肝心なのは、自分のクローンを作るわけではないので、同じようには育たない事を知っていることではないかと今は思います。
その中で、どう言う見守り方があるのかは、無数にあって、相手に合わせて「見守り方を選ぶ」事が大切になっていくのではないでしょうか。

本当に日々悩むばかりですが、部下も悩みながら進むのですから、一緒に悩みながら進んでいけば良いですよね。今はそう思っています。
今日も数カ月ぶりにお会いする方々の成長を見守りたいと思います。