先の不安に怯えるのはもったいない

先の不安、未来への不安・・・
たくさん不安がありますが、起こってもないことに対し、「起こるかも」は、リスク管理にはなっても、ただ怯えるだけなのは、もったいないなと感じる今日この頃です。

私は、以前もお話したように、根っこはネガティブです。
ネガティブだから、「そういうことが起こったらどうしよう?」ではなく、「そういうことが起こったら、こうしよう」まで考えられることはやってみます。

どうしたらよいかわからないことは、本当にやりたいことや、やらなければならないことならやってみますが、そうでないなら、なぜ無理してまでやる必要があるのでしょうか。
ある時、こう考えるようになったら、おおよその事は、「そういうことが起こったら、こうしよう」まで考えている自分に気づきました。
結局、やらない決断はいつでもできるのだったら、不安がるより、対策を先に立てちゃえば、不安は薄れるのですよね。

結局、ネガティブな入り口なのに、行動は前向きに見えているのは、このせいなのだろうと、最近は解ってきました。

きっと人前で話すことができなかった私に、前の社長が「話してみろ」といきなり指示をくださって、「えーっと」ばかりで、内容の伝わらない話をしたことが、私の中では、大失敗でもありましたが、「不安がれば不安がるほど、一段と話せなくなる。緊張、不安、周りの目。」気になっても大失敗をさせていただけたことで、「やってみれば、何をどう直せばいいのか解るんだな。」「やっぱり人前は苦手なんだな。」と新たな自分の性質や、苦手意識、スキル不足を体験し、次にどうしたらよいかを考えるようになりました。

失敗自体が怖いのではなく、言いたいことが伝わらないことを感じるのが辛かったことを知りました。

二度目も「失敗したらどうしよう」と思いながらも、たくさん練習をしました。原稿も何度も読みました。前よりは話せました。1度目があったから、二度目があるのです。そう考えたら、不安って怯えるだけなのは、もったいないなと思うようになったのだと思います。

もしかしたら、もっと前にも同じ体験をして、先を不安がるようになったのかもしれませんが、ただ怯えるのはもったいない。
それが、今の私の「表向き前向き」に繋がっているような気がします。

子供にふと「そうなった時にどうしたらいいかを先に考えればいい」と伝えている自分がいて、思わずここに改めて書き込めておこうと思いました。

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