ビジネスにおけるパートナー関係って?

最近、コーチングの勉強会でも「相手とのパートナー関係」という言葉が頻繁に言われています。
ビジネスだと、上下関係に始まり、理解関係がある人とのパートナー関係って、どうなることなのでしょうか。

上司におかしいんじゃないか、と言わせていただいた時、私以上に受け止めてくれた上司が凄いなと思いました。
上司が仰ってくださったのは「smilecoachさんは、私利私欲のために言ってきているないと思うからだよ。会社のために本気で言ってきているのが解る。だから、聞く。これが私利私欲だと感じたら、怒鳴るかクビだよね。」と。

紙一重ではあったとしても、なぜそこまで信じてくれたのか。私も聞いてくれると思えたのか。
答えは単純で、たくさん会社がどうなったらいいのか、どうしたらよくなると考えているのか、を話してもらっていたからです。その中で私ができることは何か。それだと部下はこう思う、ということも話しながら、共有したビジョンや目標に向けて、たくさん話していたからだと思います。決して上下関係が対等になっているわけではないですが・・・。

そう思うと、今、関わらせていただいているお客様の中に、特にそのことに秀でた経営者の方がいらっしゃって、本当に尊敬するばかりです。
部下にも「どう見えてる?」「今の会社の悪いところは?」と言いやすい雰囲気を作りながらニコニコと聞かれているようです。
けれども、経営者ですから、ニコニコしながら聞いても、その先の対策はしっかりと考えられるので、話した部下も「ただ聞いてもらった」ではなく、その先に良くなると信じるから、さらに話してくれるようになるのだと思います。

その方とお話しする中で、お互いの体験もディスカッションしながら、私がこのパートナー関係に対して感じたのは、
1.ビジネスであれば、ビジョンやゴールを共有していること。
2.その上で、お互いの役割を認識していること。
3.ネガティブな事さえ、次につながる改善点として扱えるように、言い合えること。
なんだろうと思いました。

3については、本当にリスクもありますが、これができたら、本当の意味でのパートナーになり得るのではないかと思いました。

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