ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

提案は誰のためにしているの?

   

相手に何か提案する時って、どんな気持ちで伝えていますか。今朝も話をしていたのですが、結構、自分が相手に対して「こうしてほしい」という思いで伝えていませんか。こういう思いを伝えるのは、「伝える」であって、「提案」ではないのです。どういうことか。

部下だけでなく、子供に対してもそうですが、自分の思いを伝える事なく、「こうしたら?」と言うことって、結局相手に相して欲しいことだから、相手に選択肢があるようで、なかったりします。「やりなよ」という言葉を優しく言い換えただけのときがあります。
けれども、それでは自分の意志が反映されないと思うと反発します。
反発しても、結局やりなさいとなった時に、部下や子供達、言われた人にはどういう影響があるのでしょうか。

最初にこうしたことを何度も繰り返しているうちに、反発するのを止めるんです。
いい事だと思いますか。

実は、反発しなくなるために、意志を持つことを止めてしまうんです。
これは、現実にいろんな場面で起こっていて、「最近の人達は自分の意志というものがないのか」と言われますが、小さい頃からそうであった子は少ないと思います。
そうなると、私達の関わりが、意志のない人に育ててしまっているのです。

そんな中、相手に安心していろんな意志を伝えてもらったり、「君ならできる」という思いのもと相手のために行動を変えさせてみたりすることが、重要になってきます。

その時にまた「こうなって欲しいんだから、こうしなさい」という自分の思いばかりを伝えてしまったら、また考えることをしないまま、指示命令を受けるだけの状態になってしまいます。
相手のために伝えるとしたら、相手が小さくでもどうしたいかを聴けたり聴く。聴けなければ、「私はこうなって欲しいんだけれど、どうかな。」と、この時点で相手が本当に納得できる共通したゴールを持つことが大切になるのではないでしょうか。

その上で、何か出来る事を聴いてみる。考えてもらう。けれども、本当に何も浮かばないときには提案を相手のためにしてあげる。こうしたことが「相手を成長させるため」の「相手のため」の提案なのではないでしょうか。

知らないうちに「最近の若い人達は・・・」とか言ってしまうこともあるけれど、そういう人達にしたのは私たちかもしれないという事を肝に銘じておきたいものです。
そして、私達の関わりから変えていけるものがあれば、結果として相手が変わるきっかけになるのかもしれません。
結果を期待するのではないのですが、まずは自分達が変えられる部分をかえてみませんか。

あなたは部下や子供にどんな提案をしていますか。
それは、あなたが望んでいることですか。相手が望んでいることですか。それとも共に望んでいることですか。

 お問い合わせはこちら

 - コミュニケーション研修, コーチング, リーダーシップ研修, 人材育成 , , , ,