ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

ネイティブコーチのひとりごと

コーチング

率直に伝えること、伝えていただけること

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先日、コーチングを学びながらも、コーチをつけている人達の勉強の場がありました。
そこで、改めて感じたのは、言いづらいことも含め、相手のために率直に伝えることもコーチとしては必要だけれども、いかに伝えていただけることが有難いことなのかということです。
コーチングでは、「その人の目標達成に向けて、その人が外に対して発している事をありのまま伝えること」を「フィードバック」と言います。

このフィードバック体験をシェアしあいながら、なぜフィードバックが重要なのかについて、話しがかわされました。その中での比喩表現などもご紹介します。

「どれだけ高い服を着ても、裾のほつれた服に気付いてない人に、ほつれていますよと伝えてあげないと、その人は気づくことができず、持ってもらいたいイメージとはかけ離れてしまう。」
「本当はやりたくないと思いながらやっていることを無理し続けたら病気になってしまう。仕事でやりたいことばかりは出来ないけれども、その中で少しでも目的や楽しみを見いだせたら、気持ちは楽になる。けれども、意外に自分が無理していることに自分自身は気づかない事も多い。周りに無理しているなあと見えているなら、そう言われて、自分がどんな状態なのかを受け止めてから、ちゃんと目的や楽しみを見出すしかない気がしました。」

そんな話を聴きながら、先日お会いしたクライアントさんを思い出しました。
すっごく頑張っているんですけど、リーダーなのに、全て一人でやろうとしてしまっていて、頑張っているというより「踏ん張っている」というのが、伝わってきていました。
そこで、「肩に力入っていますね。一人で頑張っちゃっているように私には見えますが、どうなんですか。」と伺うと、思わず涙が・・・。あふれる涙が止まらなくて、少しの間、「信じてくれているように感じられて、私も嬉しいです。」とお伝えをして、彼女の涙が止まるまで待っていました。

すると、「私、何とか頑張ろうと思うんですけど、空回りに見えて。リーダーになったばかりで、いつでも笑っていたいし、余裕があるように見せたいから、凄く頑張っていたんです。でも、上手くいかなくて。失敗ばかりで・・・・。でも、さっきないちゃった時に、smilecoachさんが、信じてくれているみたいで嬉しいと言ってくれて、もしかしたら、部下たちも強がっている私じゃなくて、信じて欲しいと思っているのかなあって思ったら、また泣けてきて・・・。一人で頑張っていた自分が実は、自分しか見てなかったんじゃないかと思って。」
と、自分の思いを沢山語ってくれました。

その後、「部下に思いっきり任せてみます。(具体的な部分は省略)」と、彼女は晴れやかな顔で職場へと戻っていきました。

きっと自分でもうっすらは気づいていても、「頑張らなくちゃ!」って思っていたのでしょうね。凄い責任感の強い素敵な方ですよね。けど、ちょっと一人で頑張りすぎてしまったのですね。

次回、お会いできるのは、少し先になってしまいますが、彼女のその後に会える日が楽しみです。
一つ進めば、次の壁に当たるのかもしれませんが、私も彼女の成長を信じているので、寄り添い続けていけたらなと思います。

伝える方も、相手がどう受け止めてくれるのか解らないだけに、率直に伝えるという事に抵抗があった時期もありました。私自身も人間ですから、いい人で居たいと思ってしまっていたのでしょうね。けれども、こうした成長のきっかけに触れるたびに、相手を信じることってどういうことなのかを改めて考えさせられます。

お互いの信頼関係があってのフィードバック。
だからこそ、伝えるコーチとしての立場だけでなく、伝えていただける事がいかに貴重なのかも痛感しています。

たまに「痛いなあ」と思うことも言われることがありますが、それもまた糧にしていくエネルギーに変えられると、凄く心地よくなるのです。誰から言われるのか、誰にどう伝えるのか。
表に発するものが言葉なだけに、大切に伝えあっていきたいなと感じた時間でした。

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