イメージをどう持つのか

イメージって、行動に非常に影響を与えるものなのだなと改めて感じる事がありました。

女性活躍が叫ばれていますが、女性管理職割合は、6.4%。しかも、大企業は4.4%。中小企業や小規模企業になると、同属経営や起業なども含め、女性管理職の割合が、大企業よりも多く、全体として6%を超えたということのようです。(1万社以上の調査による結果)
また、女性管理職が生まれてくることで、女性の労働観への変化が生まれてきていると感じる企業の割合は、三割を超えていました。男性女性ではなく、必要な所に必要な人財を活かせるようになったという割合は、女性役職者登用をされている企業の半数以上を占めています。

上記をみても、今の女性管理職がどのように働いているかによって、イメージが変わってきているという事もあるでしょうし、女性の役職登用が進まない企業では、企業の業種にもよるでしょうが、どのように女性がリーダーとして働いていけば良いのかのイメージがないと、私はいつも考えています。

それが顕著なのが、関わる方々にお伺いしても、「なってもいいが、先駆者は嫌だ」という方々多く、理由を聞くと、「風当たりが強そう」「今の上司のようには働けないから、ちゃんと言える女性がなってくれた後ならできるかも」というように、良いイメージが持ててないんだなという事が分かります。

こんな社会的に大きな話しでなくて、身近な話しの中にもあります。
「こんな事が起こったらどうしよう」とネガティブなイメージや失敗したイメージがあると、前に進むのは怖くなります。
「これだけやってきたから大丈夫だ。上手くいくはず。」と思って、少しでも良いイメージが持てた時には、緊張はあるかもしれませんが、行動は前向きになります。

「またこんな事が起こるのではないか。」と、一度でも失敗したことがイメージとして定着している時には、次の行動をしようと思うと、凄く勇気が居ることもあります。

いかにイメージの影響力って大きい事が解りますよね。

行動するのが怖い時、勇気だけじゃなく、このイメージを変えてみることも一つなのかもしれませんね。
とは言っても、本当にイメージを描くのって、コツが居るように思うんです。コーチングをしていて気づくことでもあります。
今でも、行動が止まった時には、このイメージ作りから、自分のコーチと関わることもあります。お客様とも同じように、イメージから入ることもあります。

先人が居ない事のイメージって、不安も沢山ありますが、より自由にイメージできるから、一度でも失敗した事のあることよりは、本当はイメージも行動も自由出会って良いんですよね。
悪いイメージを思い描く事は、リスク管理にもつなげていけるでしょうし、良いイメージは動く力に変えていけるのではないかと、私は考えています。
行動するのが、ちょっと怖いなと思う時には、イメージの力も借りてみませんか。

イメージは、誰かに頼らなくてもできる、あなたの持っている大きな原動力になると私は信じています。
(ちょっとだけ、今の自分に対して言っているのかも・・・。)

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