リーダーの声掛け方が部下を変える

リーダーの声掛け次第で、全く変わるものだなあと感じた事がありました。

それは、些細な事ですが、部下側にいただく上司のコメントを見た時に感じたのです。

例えば、1年取り組んできた事に3ヶ月毎に上司としてコメントをもらってきた部下の様子を踏まえた3つの例です。

「整理整頓に取り組んでいましたね。おかげで、物が見つけやすくなり、みんな助かっています」とコメントした上司の部下は、年齢は若いのに、積極的に仕事に取組み、「提案をこれからもしていきます」と前向きな発言もされ、年上の人からも頼られるように成長した一年となりました。

もう一人の上司のコメントです。
「周りの人達のために働くという心構えは大切ですよね。お客様も社内も関係なく、周りの人に対してやろうとしている目標は良いと思いました。これからも色々と学んで下さい。」とコメントをくれた上司の部下は、成長を感じられず、自信も持てずに一年を過ごしました。

最後の一人の上司のコメント
「良い目標ですね。しっかりと社内との協力をしあいながら、円滑に業務が遂行していきたいですね。」
この上司の部下は、自分を責めて、やめてしまいたくなる部下が多い部署となってしまいました。

あなたにはこの3つの違いが分かりますでしょうか。
ちなみにどれも、目標を掲げ、取り組んだ後に上司にもらったコメントです。

気づかれた方もいらっしゃると思います。このコメントの違いが、他の部下も含め、上司が与えた影響なんだろうなと感じさせられました。
最後の上司は、自分の影響について気づいていないようです。
今後、この上司に関わるわけですが、私が、この上司にどのように関わるのが良いのか。
これも、私に与えられた課題だと思います。

声のかけ方の影響力ってこんなにあるものなのですね。

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