ネイティブコーチのひとりごと

ネイティブコーチと仲間から言われるsmilecoachの考え方、コーチング的要素、日々の生活や研修講師・リーダーを楽しむ様子からのsmilecoach自身の気付きを毎日お伝えします。

同じ事が出来る人を作りたいのか

   

人はそれぞれ違うという事を知っているつもりでも、思った以上に行動は違う事をしていた経験があります。それは部下育成の時でした。

部下を持った時に私がしてしまった3つの反省があります。

1つは、自分と同じ事が当然できるようになるものという前提です。私が数字が得意なのですが、前の職場で最初の部下は本を読む事が大好きな女性で、決して数字は好きではありませんでした。
しかし、最初にルーティンとしての仕事となるものは、伝票の発行と日々の集計です。しかもすべてというほど時間が決まっていて、マイペースな彼女には苦手意識の強い仕事ばかりでした。

ですから、私から見ると、いつまで経っても進まない、時間がかかるというような事が続いていました。「この程度の仕事もできないのか?」とイライラするけれども、最初からしっかいr出来る人は居ないとタカをくくっていました。けれども、一向に終わらないです。きっとずっとイライラと当たっていた気がします。

結局、部下はいつも追い詰められた様子で仕事をすることになっていました。後から気づいたのですが、これでは非常に苦痛だったことでしょう。

そして二つ目は、本気で人材育成をする気などなかったこと。
これは大きいです。ただ、自分の雑用部分をしてくれれば、それでいいと、重宝すると思っていました。ひどい話しです。けれども、当時の自分は仕事を抱えすぎていて、やっと自分の雑用部分をお願い出来る人が居た!と嬉しくなっていたのです。完全にエゴです。

こうなると、三つ目なんですが、私のクローンを育てようとしていたのです。
私と同じ事を理解し、同じ容量でやってくれる人材になるように、自分のやり方を押し付けていました。

3つの反省は、こうして接してきた部下が辞めてしまった事に発端はありました。当時の私は、部下が辞める事すら腹立たしいと思うほど、自分の事を解ってくれて、その上で自分と同じ事のできる人以外は、要らない部下だと思っていた傾向があります。
けれども、会社を辞められてしまう時に、私のせいだと気付かされたのでした。

反省をしたその後は、この人は何を得意としているのか。この人の強みはなんなのか、どう育っていきたいのか。私はこの人にどうなって欲しいのかを、問いながら、自分と同じように育てるのではなく、自分の部下育成を考えようというようになりました。

最初からこの境地に行ったのはではないですが、部下に「辞める理由は本当は何?」と聴いた時の回答は、私に衝撃を与え、今の私へと変えるきっかけになりました。
こんな事がしょっちゅうあってはたまりません。また最初から教えなければならないと思っている頃なので、部下を教える時間が苦痛だったのです。しかし、徐々に徐々にその人の強みや、別の人材なんだと思って接するようになると、私以上に出来る事があったりして、びっくりしたり、尊敬したりすることもありました。

それまでの私は、こうした個性を活かせずにいたんだと思うと恥ずかしささえ感じました。
同じ人間ではないからこそ楽しい人材を、潰していたのは私だったのです。

クローンを作るわけじゃないのに、人材育成というものはどういったものなのかさえ考えてなかったのです。

何となく先日に行ったリーダーとのセッションの歳に、こうした反省点も踏まえながら、コーチングをしたことがあります。
その際の質問をあなたにも投げておきます。
「あなたはどんな人なんですか」
「あなたは部下を本気で育てたいのか。それはなぜ?」
「どんな部下に育てたいのか」
「本人はどんな仕事がしたいのか。どんな場面で強みを活かせるのか」

あなたも知らずしらずのうちに、クローン人間をつくろうとしていませんでしあか?

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