コーチングを活用する時に・・・

昨日(2011年5月15日)のセミナーでも話したのですが、私がコーチングをする時に失敗した体験も多いことです。相手の話を聴く時の一つとして重要な視点でありながら、ついつい曖昧なまま進んでしまうことです。

それは、「事実」「解釈」「感情」の区別です。

特に解釈で話が進むと基準が違うままになっている事に気付かず話しが進み、「あれ?」という事も何度もありましたし、解釈で「難しい」と話してくれるのだけれど、結局「相手が拒否している状況や感情」には目もくれず、解決策を探ろうとしたけれど、全く前向きな話しができないまま終了という事もありました。

けれども、「拒否している」時には、何があるのか感情や状況などの事実なども確認するようになると、まず相手を知ることにも繋がり、相手を受け入れやすくなります。その状態で解決策を一緒に考えていくと、相手が前向きになってくれたり、全く違うアプローチをしてみようという発想が出てきたりして、話がしやすくなってきました。

コーチングが絶対ではないと思っているので、上手に活用しようと思えば、その後提案やアイデアだしをしていく場面も多くありました。

しかし、相手を知ろうとするために、敢えて「事実」「解釈」「感情」を分けて考えてみることをすると、見えるものもありました。
ちょっとした事なのですが、これからも意識していきたい視点なので、ここに書かせていただきます。

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