羨ましいでしょ、と言われて

自分の望むことをしようと思う時には、どうしても資金が必要で、学生であれば一段と親の協力も必要となってしまいます。
先日、やりたいことをやらせてもらえる学生に接していると、「羨ましいでしょ」と言われました。

あっ、確かにそう思っていた頃があったなあと思い出しました。が、今は違う気がしました。

何が違うのか。
その時も、きっと「親に頼る」ということしか私の中には選択肢がないと決めつけて、諦めていただけで、本当は選択肢があっただろうと、こんなに年月を経てからではありますが気づいたからだと思います。
だから、羨ましいというより、そういう悩みなく選択できる事に「恵まれているな」と思うだけでした。

何かをするには、選択肢があるのにも関わらず、当時の私には選択肢を模索するまでもなく、周りの知恵を借りて考えるのでもなく、簡単じゃなかったにしても「親に頼れないなら、諦めるしかない。」と決めていた。

きっと当時の私は悔しかったのでしょうね。その後、自分で何とかできるようになった時に、色々と選択肢を増やしてはトライしてみて、今の私ができてきた気がします。
「羨ましい」って、気持ちがなくなったのは、人をうらやむのではなく、自分の未来を自分で選択できるということに気づいて、選択し続けてきたと自負できるようになったからなのかもしれません。

これからも、「羨ましい」と思う時があるとしたら、自分の未来を自分で選択する方向へと思考を移行させていきたいです。

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