明けましておめでとうございます。
年末年始は、珍しくほとんどPCの前に座る事なく、ただただ整理整頓の徹底と、家族との時間(親戚が結構来ました)を過ごすこと、そして今年の仕事について考えることで時間が過ぎて行きました。
仕事モードに切り替われたのは、4日の夕方からメンターのお一人である武沢さんにお会いしたことでした。その時に時間の概念が少し変わったので、そのお話しをさせていただきます。
今年と今後の仕事に関して考えて、資料をまとめて、武沢さんに説明しながら、自分の改善したい所と、不明確な部分について話しをし、ご指導を受けました。
その際に私の弱かった部分が明確になったのですが、それが何かと言いますと、「新しい事を考える時間が意識的に確保されていないこと」だったのです。
自分の戦術について、改めて考え直していくうちに、その時間がどの位できるのか?という話しになりました。
武沢さん「小林さんの中で仕事時間ってどの位あるのかな?」
私 「仕事時間ですか、どの位どうでしょうか、3分の1位・・・」
武沢さん「うん、3分の1位だろうね。3分の1は睡眠時間とできるようにしておくと良いよね。
残りの3分の1に関しては、生活や余暇、運動する時間や学習の時間などなど。
じゃ、仕事の3分の1の時間を、どの仕事にどの位かけているか解るかな?」
私 「・・・・・。判りません。」
武沢さん「うん、意外にみんな漠然と仕事しているんだよね。目の前の事に追われたりしながら。」
「僕の場合は、10項目位に分ける事ができるんだけど・・・・(略説明)・・・」
「そうすると、自分の仕事のムダ時間も解るし、開発や企画という時間を意識的にとれるようになる。
僕は定期的に、抜き取った1週間の仕事の使用時間(どの仕事にどの位時間をかけたか)を
分析するようにしているんだ。ほら、こうして。(2002年頃のものを見せていただく)」
「今はアプリでも良いものが出ているけれど、まずは手で書いてみるのが良いと思う。」
私 「そうなんですね、早速やってみます。」
武沢さん「うん。時間は大切な資産だからね。
その資産をいかに活用するかを予算立てするには、まず分析からだよ。」
武沢さんとのやりとりの中で、確かに私の一日の中で生活時間は家族の環境変化によって、今まで以上に時間を割いている感覚はありますが、どの位増えているのかさえ判らず、たまにストレスを感じる事さえありました。
仕事の中でも、周囲には時間のやりくりが上手な方々がいらっしゃるのに、「なぜ私はこんなにもバタバタ見えてしまうのだろうか。そんなに忙しいわけでもないはずなのに。」と感じていました。
そう思うばかりで、分析自体をしていなかった事に衝撃を受けました。
早速、使用時間のチェックを今朝から始めています。まだ数時間なのに、その時点で見えてくるものもあります。
まさに「時間の整理整頓」ですね。
あなたは自分の24時間の使い方について分析したことはありますか。
仕事時間について分析してみると、どんな事が解りますか。
「予算立てには、まず分析から」
時間だけではなく、言える事かもしれませんが、あなたなりの分析をしてみませんか。
また、部下の仕事の把握にも使えるなと思い、早速パソコンで分析表を作ってみました。こうして部下の仕事の仕方のツールにも使えるのかもしれませんね。特に、作業効率の見えづらい事務系のお仕事には・・・。
ちなみに、前の職場では、チームごとの仕事時間と売上の相関関係を常に調べる仕組みを作りました。それによって効率化は格段に対策力も増しました。
まさか、その内容にまでという部分はもう少し考えられたのだなと、チームの分析についても考えさせられた時間でした。
何はともあれ、まずはやってみる!ですね。
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