人は誰でも才能を持っている

才能って何なんでしょうね。人それぞれ違う能力があるわけですから、誰でも才能は持っているんだと私は考えています。
そんな時に昨日(2010年5月5日)「天才じゃなくても夢をつかめる10の法則パート2」がテレビで放送されていました。
まだ半分しか見ておらず、あとは録画したものを見ようと思いますが、脳科学と夢をつかんだ人を照らし合わせながら非常に分かりやすく解説されていました。
今日はそんな中で3つの言葉を紹介したいと思います。

一つ目は、「心震わすものを常に探せ。才能は学歴や知識の量ではなく、感動の量で決まる」という言葉です。
これは、人は感動をすると、脳に深く記憶される。その記憶の蓄積が脳の判断力を高め、無意識レベルで記憶を呼び起こすことができるようになるというもの。
ただただ詰め込むだけの知識は、無意識レベルには達する事がないため、感動とともに学ぶ事が重要。だから好きなことを楽しみながらすることは感動の量を増やすことにもなる。
まさに好きなことを覚える事が早い理由も納得できるものでした。

二つ目は「とことん悔しがれ!競争は人を強くする」という言葉です。
「悔しい」という気持ちは脳の眼窩前頭皮質という部分が刺激され、決断力が高まり、計画性も出てくるのだとか。これが身近な人に対する悔しさであればあるほど、自分のイメージを重ねやすいため、悔しさだけではなく、自分がその身になったことも想像しやすいのだとか。だからライバルが居る事は重要なんだと。
このことに関しては、すごく嬉しい発見で、女性同士の職場の場合、「いがみ合いに見える事柄」も実際は悔しさの現われだと思います。その中でライバル心が生まれ、成長しあう事は悪いことではないと思います。けれども、表現方法に癖があるために「いけないこと」と思われがちの気がしています。そのことを抑えるのではなく、一緒に悔しがってあげることもまた、その人達の成長に繋がるのだと確信がもてました。

そして3つ目は、意外だったので紹介するのですが「あらゆる失敗を想定しろ。それがプラス思考につながる」という言葉でした。
リスクマネジメントとは言いますが、あまりそのイメージが大きいとマイナス思考になるのでは?と思っていましたが、マイナスイメージを打ち消そうと、無理にプラス思考に持っていくと、一段とマイナスイメージが強くなるから、脳で混乱が起きてしまう。であれば、いろんなパターンを想定して対応する力をつけておけば、想定外のことが起こっても対応できるというプラス思考に転換していく。そうなることで、失敗する可能性を減らすことができるというもの。
聴けば納得なのですが、ついつい無理矢理プラス思考にしようと思ってしまうことがあります。けれども、そうでなくその時どうするかの対応を考えておくこともまたプラス思考に働くんだと思うと、リスク管理の重要性もすんなり受け入れることができました。

他にもあるのですが、こうしたことを聴いている中で共通していたのは、マイケルジャクソンさんにしても、フィギアスケートの高橋大輔選手にしても、その練習量は半端じゃないです。練習量が自信にもつながり、更にプラスのイメージや才能へと変えていく。

いくら自分に持って生まれたあなた独特の才能があっても、それは磨かなかったら夢の実現には至らない。
「グッドラック」という本を読んだときに感じた「夢は与えられるものではなく、掴むもの」という感動をまた味わうことができました。
また、一人で達成されるものではなく、出会う人達によってまた成長していくものであると感じました。
夢を才能という言葉に変えたなら
「才能は与えられたものではなく、育てるもの」「一人で磨くものではなく、周囲との関係の中で育ち活かされるもの」とでもなるでしょうか。

あなたは自分の才能を育てていますか。

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