評価と育成

「あの部下はできない」は評価。
上司であれば、評価も必要だけれど、その評価を活かして、どうその人の成長に結びつけていけるのかが育成なのではないでしょうか。

私は、何を学ぶにも亀さんで、コツコツとゆっくり成長します。
資格試験などでは、同じ時期に始めても、同じ時期に試験を受けたとしたら、私は1回目で受かるとも思っていません。ゆっくりゆっくり自分らしく、自分で体感して身につけていくのが私らしい学び方。
だから、「だめ」「できない」と烙印を押されることもあったのかと思います。

けれど、ゆっくりでも進んできたから、結局成長しているなと感じることも、「成長したね」と評価していただけることも増えてきました。
評価の時点で諦めていたら、あるいは諦められていたら、今の私はなかったかもしれません。

評価は必要だと思います。
でも、それだけでは足りないんです。周りからしたら、育成が必要。
けれど、その前にその人がそもそも成長しようと思ってくれるかどうか。それが更に必要な気がします。

卒啄同時。
学びたいと思ってくれた時期と育成の時期がマッチするか。
でも、仕事だとそんなに待てない。では、上司は何をしたらいいのか。

育成のために、まずは「成長しよう」と思う気持ちをいかにもたせてあげられるのだろうか。
今の私たちが悩む部分はここではないでしょうか。

少しでも、「成長したい」と思ってもらえる状態を作れたら、育成の手助けはしやすくなります。
私達の育成の原点はここかなあと今は感じています。
あなたは、どう思いますか。

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