基準も変化する

ラジオのパーソナリティをしていた頃に「NHK日本語発音アクセント新辞典」なるものが存在することを知って、持ち帰ることはできないけれど、たまにアクセントが解らないと、「そこに辞書があるから調べてね」と言われていました。
そのアクセントが変更になりました。

正直、メディアでの変化なわけですが、たまに「昔と言い方が違うな」と思ってきたものもあります。それが、また変わるんだなあと。
メディアの力というのは大きく、それによって「標準語」と言われるものも変わっていくのでしょう。

基準も時代と共に変わるのか、そもそも言葉のアクセントを変えるのは何なのでしょうか。

辞書も新語が増えたり、使わなくなった言葉が削られたりするのですが、そのアクセントまでも変更するんだなあと思うと、不思議です。
何のために変わっていくのか。

考えてみると、マナーも変化しています。
昔は、ノックは2回だったものが、現在は3回がビジネスでは一般的になりました。
この変化は、国際的に統一されていくものがあり、変化をしました。これからも変化もするのでしょう。

そう考えると、基準を作るときも、どの範囲で基準を統一するのかによって、変化していくのでしょうね。

チームでは当たり前だったものが、他を考えると、当たり前ではないから、個性として残すのか、それとも何かしらの基準の変更をするのか。
決める人達の視野がどこまで広いのかによって、変化することもあるのでしょうね。

時代による変化だけではなく、視野による変化というのは、私たちにとっても大切なのかもしれませんね。
それが昔から言われる「井の中の蛙」になるか、外も知り、基準を変化させられるのか、の違いになっていくのかもしれませんね。

私自身も、いろんな地域に訪れるようになって、多くの方々にお目にかかる機会が増えて、見えてきたものがあります。けれども、まだ私は視野が限られているのかもしれません。
もう少し視野を広げてみてみることで、私自身の基準も変化し、自分の成長につなげていけるのかもしれません。基準を変化させていくというのは、大切なのだろうと感じました。

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