限界を超える

とうとうソチオリンピックも閉会式を終えましたね。葛西選手のご活躍の際に、スポーツ解説の方がこんなことを仰っていました。

選手も止め時を決める時に多くの方が「限界」を感じるのだけれど、葛西選手の場合は、完全に「年齢」というリミッターを外してしまっている。だから、これからまだまだ成長できると自分を信じて挑戦ができる。
「オリンピックの魔物」という物も、心理的に理屈があるのですが、これも一つの選手自身が作る「特別な場所」という感覚が影響している。
つまり、全て選手自身が決めているのですが、そのリミッターが外せたり、リミッターがない選手は強いです。

上記の解説を伺いながら、そうだなあと思う部分と、でもなかなか難しいだろうなと思う部分がありました。

というのは、事の大小は違えど私達であっても同じです。
「私には無理だあ」と思うと、頑張る気力もなければ、そもそも頑張ろうとしなくなるので、当然成長はなく、本当に無理で終わるけれど、「下手は下手なりに続けていれば、そのうち良くなってくる。」と思って、続けてきたことは、失敗もしているから、どうしたら失敗するかも含め体験でき、教えることさえ出来るようになってきました。

役職もやったことないけれど、せっかくだから挑戦してみようと思えたから、経験できたことも沢山あります。
本当に、沢山の事があるにも関わらず、「もうこれ以上は駄目だ」と感じた瞬間にピタッと成長が止まるから不思議です。

今回のオリンピックを拝見していて、本当に多くの選手が環境的に苦しければ、「どうしたらできるだろうか」に目を向け、やれることを探してやってきている結果を見せてくれた時に、「ダメだ」ってのはいつでも言えるのに、本当に頑張れているのだろうかと思いました。

昨日のブログに続きますが、自分に甘えていた部分もあったように思います。

昨日、ある組織から、No.2をやってくれないか?と打診を受けました。
即答はできませんでした。それは、その組織が向かおうとしている方向性が見えないので、自分の関わり方がイメージできなかったからです。
ところが、そのことも伝えたら、「そういう部分も含め、ちゃんとフィードバックしながら、まとめて欲しい」と言う意向だったのでした。有り難い事です。

昨日はお返事に困りましたが、限界を超えてみるものいいのかなと今は思い始めています。
どこまでできるか解りませんが、新しい取り組みをする組織なので、再びその立場に身をおいて、組織のために活動してみるのもいいなと思っています。ただし、本業もあるので、私の中では、「大きな挑戦」です。
が、やってみるだけの価値は、与えられるのを待つのではなく、自分が見つけていくものなのでしょうね。

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