おはよう!の一言が元気の始まり

挨拶というのは、私の親のしつけの中では、きっと一番大切な事柄でした。「喧嘩していても、挨拶だけはしろ!」。こういうだけあって、父もどんなに不機嫌でも、私達に対する挨拶を欠かした事はありません。そんな父のおかげで、我が家にもその習慣は生き続けています。特に、「おはよう」のパワーを感じています。
家庭だけでなく、職場でのパワーは偉大です。

職場で、おはようと挨拶を投げると、挨拶が返ってきます。その挨拶の仕方で、「あれ?元気ないな」「今日も元気だな」など、その人の調子が見え隠れします。また、おはよう!と元気に口にすることで、ウォーミングアップのような効果があるのかなと思うほど、血流が良くなる感覚があります。

これが、挨拶の効果なのか判りませんが、「声を大きめに、笑顔で!」と思っているので、腹筋を使ったり、笑顔の効果で、血流がよくなっているのかもしれません。

ちなみにこの笑顔の効果とは、笑顔になると、表情筋の一部を刺激し、その刺激で脳内の交感神経を活性化させる物質が出てくるという事が言われています。また、脳から出る物質のおかげで、極度の緊張を和らげる効果もあると言うことが解っています。

それが、朝の段階で出せるようになれば、その日一日がより充実したものになりやすいのかなと安易に想像がつきます。

今朝の事です。
娘が珍しく、甘えることなく一人で起きて来ました。
娘「おはよう」
私「おはよう。今日は一人で(二階から)降りて来られたね」
娘「うん。(照笑い)」
その後、娘はいつも食事をしようとしません。けれども、今日は気分も良いのか、食事を早く食べたいと言ってくれました。その後も、ずっと笑って話しをして、出かけるのもギリギリの子が、早めに準備をして出かけていきました。

途中、何かあるの?と聴いたのですが、「ううん、わかんないけど、楽しい」と言うのです。
いつもと同じような毎朝なのに、違うと言えば、自分から挨拶して、笑った事くらい。

明日になればまた戻るのかもしれないけれど、ふと、この事で父からの教えや、職場で、朝から挨拶すると気分いいよねと言い合った事を思い出しました。

どんな時も朝の挨拶が、一日の始まり。元気に声を出していきたいものですね。
「おはようございます。」
大切な一言。
そして、大切なコミュニケーションの毎朝の始まり。
機嫌が良くても悪くても、発し続けていきたいと思いました。

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