失敗しても良いですか

「失敗してもいいですか」と部下に聞かれたら、あなたはなんと答えますか。

私は、「ダメ」と答えました。
「但し」を付けて。

きっと失敗しようと思ってするわけではないだろうから、「いいよ」と言ってあげるのが良いのだろうなと思いました。
けど、「頑張ってやってみて、結果が失敗だと思っても、放っておかないなら良いよ。」と但しと伝えてしまいました。

「失敗」を失敗のまま終わらせてほしくないから、「今回の結果に拘るのではなく、最後まで頑張ろうよ」と言う意味で伝えたかったのだけれど、上司から「ダメ」と言われたのは、応えたらしい・・・。

もう少し言葉を選べばよかったと今更ながら思います。

「ダメ」と最初に言ってしまったことで、その後に付け加えた言葉はあまり伝わってなかったようで、余計な力が入ってしまって、「予想どおりにいかなかった」という事でした。
私のせいでもあります。

部下と二人で、その結果の後の後処理と、次に向けた対策まで考える事を共にしてみて、やっと部下に私の思いも伝わったようでした。
が、どれだけ最初の一言が重いのか。

「ダメ」ではなくて、「いいよ」という言葉の後に同じ言葉を繋げても、相手には伝わったはずだろうに・・・。

上司の言葉一つで、部下のやる気だけでなく、力を発揮させられるかも変わるんだなと改めて感じました。
特に、最初の一言は大切にしようと思います。
部下がどんな意図をもって伝えているのか。ちゃんとくみ取りたい。今はそう思います。

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