チームで忘れてしまう存在

チームで忘れてしまいやすい存在として、サブリーダーが居ます。サブリーダーの役割は大きいなと感じた事がありました。

あるリーダーのコーチングをしている時に、部下の話しがされていたのですが、ある時気づいたのはサブリーダーという存在の人が居たということでした。
つまり、今まではずっとリーダーが部下に直接関わっていたために、サブリーダーの存在が見えていなかったのです。

ある日、その存在が明確になり、その人をリーダーがどう感じているかを確認しました。
すると、評価はしていながらも、居る必要のない一メンバーという評価でした。しかし、この事で部下は、その人の存在を無視しているだけでなく、常にリーダーとやりとりをしてしまいましたので、サブリーダーは真剣に仕事を取り組む事ができなくなっていました。

あるコーチングの日に、リーダーから直接だと目が届かない事がありました。
サブリーダーをいかに活用するかを考えてみたら、このサブリーダーにやってもらえそうな事が沢山でてきて、そのことを意識してチームをまとめるようになりました。

すると、サブリーダーが機能するようになったら、部下のモチベーションがあがったのでそうです。
理由を尋ねると、常に近くで見てもらえるのは大きいと部下に言われたそうです。

リーダーは今まで、自分は何を抵抗していたのだろうかと反省したそうです。

チームで忘れてしまうのは、中間層です。この人達の役割が非常に重要なんだろうと思います。
その役割を明確にして、機能し始めると、リーダーは本来やるべき事に集中できるようになります。

間の存在をどう機能させるか。
そのことを今一度考えて行く必要があるのではないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました