価値をどこで図るのか

一昨日から悩んでいること。それは「そこにどれだけの価値を見出すのか」です。
コーチングもそうだし、研修もそうだけれど、そこにどれだけの価値を見いだせるのか。もしくは見出していくのかというのが非常に重要なのだなと感じています。

とある勉強をしたくて、最初にお問い合わせした時に、「本当はこの位の時間と金額がかかるのですが、現在皆様にご提供していくのにディスカウントできないか検討しています」といわれ、勝手にディスカウントはこのくらいはあるであろうと思い、勉強の話だけが進んできました。

ところが、一昨日になって「金額は○○円です。まずは振込をお願いします」と連絡がきました。ディスカウントどころか金額が上がっていました。しかも半端な金額ではありません。
果たして、その金額をかけるだけの価値があるのだろうか?独学でもできるのではないだろうか?その勉強をして使おうと思っている場面で本当に使えるものなのだろうか。

正直、事前情報が少なすぎて、しかも高額すぎて、全く検討が付きません。つまりまだそこまでの価値を自分で認識してないのかなとも思いました。しかし、いざ本を読んでいても、全く使い方が解らないのです。いづれにしても体験は必要らしいという事は判るのだけれど、本当にこの事が私の使いたい場面で使っていけるものになるのか。
体験も見ることもできないから判断がつかず、かと言って諦めることもできず、ただ悩んでいました。

しかし、今朝になってやっと受講してみようと思えるようになりました。
それは、高額だから躊躇しただけで、自分の中で既に「この事を学んで使えるようになったらお客様が喜んでくれるだろうなあ。」「笑顔になってくれる企業人が増えるだろうなあ」というイメージが出来ているからです。

正直、金額に関しては「高すぎる」「儲け過ぎ=お客様の事を考えているわけでなく、自分達の利益を考えすぎている」(金額だけではなく、日程や時間が自分達の都合でどんどん変えられてしまうという点も踏まえて・・・)という事が自分の中にはあります。しかし、国内ではそこでしか学べない事なので、海外に行ったと思えば仕方ないと考え直しました。
また、「価値は相手から与えられるものではなく、自分で見出していくもの」なので、自分がその後に無駄にせず、周囲の人達が笑顔になることに貢献できるようになれば、その価値は生み出していけると思えたのです。

自分の迷いがなくなって、やっと本気で準備をすることができます。
価値をどこで図るのか。
図る前に、生み出していくもの。結果的には今回の場合特に、自分のコミットメントの高さを図っているのと類似しているのだろうと感じました。

コーチングもまた然り。
自分がコーチをつけている事で、どんな価値があるのか。価値に見合う金額なのか。それは、私自身が価値あるものに変えていくコミットメント量(料)なのだろうなと。
それが、お買い物なのであれば、コミットメントいうよりも、自然に自分の中で「このお金を出してでも欲しいか」って人って使い道などを考えて購入していますものね。形があるかないかの違いであって、そんなに自分に問いかけている質問って変わらないんでしょうね。

解っているつもりでも、この二日間は本当に悩ませていただきました。おかげで、改めて「価値」というものについて、そして自分の思いについて考える事ができて有意義な時間になりました。

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