一度、挫折してしまった子が、元気になってきました。
すると、急に100%を求めてしまって、苦しめてしまうようです。
「ちょっとずつでもいいじゃない?」と言っている自分でさえ、「え?なんで?」と思うような「もとに戻ってしまったのか?」という事が起こると、何とか「正常に戻そう」と焦ってしまうことさえあります。
けれども、違うんですよね。
少しずつでいいんです。
そう思って、接するようになると、その子も安定してきます。
ムラはあっても、安定した日が割合的に増えてくれば、それで良いのではないでしょうか。
仕事も同じです。
新人に100%は求めていないと、いいながら、少し覚え始めた途端に「だったらこれもできるよね」といきなりハードルを上げたがってしまい、新人さんも100%を求められているのを察知するのか、「できません」といいます。
そんな事を新人さんが言おうものなら、「最近の新人は、できないとすぐに言う」と・・・。
そうかもしれませんが、そればかりではないかもしれないですよね。
成長や復調に対し、「ちょっとずつ」を許せるかどうか。
それが、教育や育成には必要なのかなと、感じる今日このごろです。
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