人の器

昨日(2011年3月17日)で、東北地方太平洋沖地震から1週間になりました。栃木で一緒に仕事をしたり、出会ったりした人達が、「自分達はまだいい方だから、僕達がしてあげられることをしよう」と活動をしています。中には会社を守るリーダーの人達も多い。人の器ってなんだろう?って考えてしまいました。

以前、今リーダーに求められているものは何なのか?というお話を書かせていただいたことがあります。が、求められているもの以外に、人間性っていうものがあるんだなとつくづく感じています。
私もそうですが、せいぜい自分に何ができるのか?自分にできることの精一杯をしても個人レベルです。けれども、リーダーの素養が元々ある人は、こういう時も人を巻き込んでボランティアの陣頭指揮をとっています。何とか盛り上げようととバックアップに徹するリーダーも居ます。
けれども、人間性という意味で、「困っている人がいたら見てみぬふりができず、思わず動いてしまう人」って、こういう時にリーダーの器というものを感じてしまいます。そのことに影響を受けて、周りが頑張れる。元気をもらえる。自分のゆるぎないものがあるから、人に愛情を注いであげられるのかな?とも思いますが、本当の意味の「強さ」を感じます。

勝間和代さんが3Dとして「できることを、出来る人が、出来る限り」を合言葉にされています。
自分の器を勝手に小さく見積もりたくないし、決めてしまうのもどうかとは思うけれども、でも自分の今できることには限界があります。だったら、その出来る限りをすることが、それぞれの「大きな器」になるのかなと。
リーダーの器は誰にでもある。その大きさや形がそれぞれ違うだけで、その器にあったことを精一杯することが、結果として周囲から見たときに大きな器にみえるんだろうな。

そんな気が今はしています。

多くの人との関わりの中、自分との対話の中でいろんな事を考えさせられました。
あなたは、あなたの器を最大限活用できていますか。

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