刺激を与えあうのがパートナー

コーチという役割を担うようになって、相手とのパートナー関係をよく考えます。
相手との関係が上下になっていないだろうか。
相手から学んでいるだろうか。
相手が話しやすい状況にしているだろうか。
お互いに成長しているだろうか。
パートナーをどう定義するかによっても変わってくると思いますが、私の中では、刺激を与えあえるのがパートナーではないかと考えています。

だからこそ、相手から学ぶこともたくさんあります。お互いに成長したいので、遠慮なくリクエストやフィードバックをするようにもなりました。
それが上下関係になっちゃうと相手がノーと言えなくなってしまうので、そんな関係は望んでいなくて、相手の環境に応じて、違う事は違うで良いと思っています。対等で物を言い、動くのに行き詰ったら一緒にディスカッションして抜け出しても良いかなと考えています。

時に相手の欲している事と私が欲しているであろうと思う事が食い違う事もありますが、「そこじゃなくて」と言える間柄でありたいと思っています。
今週もそんなコーチングをしているうちに、本当に私自身が刺激を受ける事がありました。
「smilecoachさんの経験が私に刺激を与えてくれるから、経験も話してくださいよ」と言われた時には、私が最近元気がなかった事が伝わっていたのかも、と思いました。ああ、経験も感情もさらけ出してちゃんと話していかないと相手も本音が言いづらくなっちゃうよなあと。

どこかで格好良いパートナーになろうとしちゃっていたのかなあ、と反省しました。言ってくれた事で思い出したネガティブな経験も話しました。するとそこから違うとらえ方をしてくれて、私自身の体験を改めて違うとらえ方で再体験したような刺激を受けたのです。そして相手にはその体験の話が、避難訓練のように「こんな事が起きたら、こうしよう」という疑似体験になって、心にゆとりを持てるようになったそうです。
刺激を与えあうパートナーが私にはたくさんいらっしゃる。幸せな事だなと感じます。ありがとうございます。

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