問題は浮上していなくても、今のままだったら問題になっていくことや、先の目標に対して乗り越えなければならない壁が発生したりするものなのかな、と私は考えています。
売り上げがなかなか伸ばせないと仰っている方の多くが「問題はない」と仰るんです。きっと「問題がわからない」「問題が見えない」の間違いじゃないかなあと感じます。
けれども、「問題がない」と表現することで、探そうともせず、ただ黙々と目の前の事にまい進しています。これも一つの能力かもしれませんが、ある程度経験を積んで来たら、「問題がわからない」「問題が見えない」という事が、その人の抱えている問題なのかなあと私は思えてしまうのです。
あくまでも私の偏った考え方なのかもしれませんが、それでも経験を積んできている人が「問題はないですよ」と堂々と仰ると、日頃から問題を見つけ、クリアしていく行動をされているのかな、と最初に考えてしまいます。
話すうちに、本当にないと思っていらっしゃる方が少なからずいらっしゃると、「ないの?」と改めて聞いてしまう私が居ます。
仕事で関わっている方であれば、そのことについて一緒に考える事ができるのですが、それでも相手が「あれ?問題が見えてないだけ?」と疑問を持ってくださるまで待つのか、私から伝えるのか。できれば自分で気づいてほしいだけに少し待ってしまう私も居るのですが、そんなに長くは待っていられないのは、関わる回数が少ないからです。
コロナ禍で気持ちが前向きになりづらいせいか、「問題ない」と表現する人に何度か出会ったので、その人達だけでなく、読んで下さる方の中にもいらっしゃる可能性もあるかも。
気づくきっかけになったらいいなあ。
そんな思いも込めて、不特定の方々が読んで下さるここに記しておきたいと思います。
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