できていない事を認めると言うのは簡単ではないのかも

コーチとして感じたままをお伝えください。と言われて、感じたままを「××の時に、△△と仰いました。私には●●と感じた。」と正直に伝えました。

全てを受け止めて欲しいわけではないが、「そう感じさせちゃうんだね」と言ってくれる方々もいらっしゃる中、「そんなつもりで言ってない。」「ちゃんとその前に◆◆と伝えたんです。」と反応される方がいらっしゃいました。
これも自然な反応なのだろうと思います。

が、あれ?変わりたいから言ってって言ってたのに、変わりたくないのかな。言葉と違う反応に、「確認ですが、変わりたいですか?」「はい、もちろん」「どう変わりたいですか?」とやりとりを続けても、変わりたいと。

先ほどの私のフィードバックを聞いてみてどうでしたか。改めて確認しても、「あれは違うと思う」と。内容が伝わる話しはできませんが、ネガティブなフィードバックと言うのは、受け止める覚悟があったとしても、なかなか認めるという事が難しいものなのだなと痛感しました。

思い出してみると、私もフィードバックになれていない時には、反応を凄くしていましたし、認めたくもなかったことがありました。頑張っているのに、どうしてそれが否定的な感情で捉えられてしまうのか、凄く悩んだ時期もありました。
が、別に絶対変えなければならないわけでもなく、変えたくなったら変えればいい。と思い、まずは受け止める覚悟を持つことからだったように思います。

認めるのは簡単ではないのでしょうね。
本気で変りたくなった時に、率直に伝えた言葉を少しでも思い出してもらえたら、それでいいかなと思います。

コーチとして、せっかく伝えても伝わらないという事に必死になってしまったことも最初の頃はありましたが、それは誘導でしかない。どうしてもしてほしいなら、リクエストすればよく、フィードバックは受け止める側に決定権があるんです。だからいい。
そう思えるまで、数か月かかったように思います。

今は、そういうこともなくできるようになっていて、相手が変化しない事も受けとめることも自然にできるようになりました。
これもまた言われた側だけでなく、伝える側も固執しすぎない事の大切な教えだったように思います。

今回の事で、ふと色んな経験を重ねてきて今があるんだなと感じたので、思い出して書いてみました。
少しでもお役に立てれば。

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