名前への思いを感じる

ボランティアで、実は大切な証書の宛名書きを昨日もしておりました。
書道は、左利きを直すために小学生の頃から習い始めて、その後はずっと継続は力なりで続けていましたが、一旦やめて大人になってからまた始めたら、思うように書けなくて、たまに家でも書くようになっていました。
そんな時に証書の宛名を書いてほしいと頼まれて、受けたわけです。

が、昨日書いてみて、名前が本当に個性的で、この名前に込めた思いは何だろう、と字体を確認するついでに、漢字の意味を調べると、凄く親がつけたんだろうなと感じる思いの詰まった字であることも分かってきます。

その思いが詰まった名前を書くということに、凄く手が震える思いで、昨日は結局、直ぐに清書するはずだったのに、字体を調べ、練習をして、墨の濃さが変わらないように摺り溜めて、終わってしまいました。

名前に込めた思いを感じながら、全部のお名前を練習で書いていても、その人を想像しながら筆をゆっくり丁寧に動かすのですが、名前に込められたであろう思いを想像するだけで、字が「力強い」と感じると力強く、「優しい」と感じると優しい字になってしまい、統一性がない。

思いは感じて良いけれど、証書としては、統一性も大切かなと思うと感じすぎてしまったのかなとも思い清書まで終わらせるのは辞めました。

明日の祝日に本番を書く予定です。1日経ってみて、統一性も出したいけれど、やはり名前への思いは大切に表現したいと思いました。明日は、その名前に込めた思いを想像しながら、見た事はない相手を想像しながら丁寧に書こうと思います。

あなたの名前には、どんな意味が込められていますか。
その思いを感じていたら、どのくらいあなたの人生や生き方に影響を与えているのでしょうか。

私自身も結構影響を受けているなと今更ながら思います。名前って呼ぶだけのものではなく、その人自身を表現しているのかもしれないですね。

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