特性を活かす

使える使えないと評価するのではなく、特性を活かせる上司になりたい。
そう思ったのは、どれくらい前の事だろうか。

きっと私自身が、自分を使えないと思っていた時期があったからだし、今でもそう思ってしまうことがあります。
だからこそ、そう思ってしまう人達の気持ちも解るし、そんな思いをしたからこそ、上司になった時には、部下がそう思わなくても良いようにしてあげたいと思ってきました。

でも、空回りしてたくさん失敗もしました。
良い面は活かしてあげたいけど、最低限ここだけは、と思っていた部分に執着しすぎて、良い面を褒めてあげる回数が圧倒的に少なくて、自信をなくさせてしまったこともありました。
活かしてあげたいけれど、まったく違うタイプの私を目標にしてくれて無理をしてその人らしさがなくなってしまった。「あなたの〇〇な面を活かしてほしい」と伝えたら、もっと早く言ってほしかったと言われた。言っていたつもりだけど、伝え方が良くなかったんだろうなと知ったこともありました。

たくさんの失敗を積み重ねながら成長するのが私の特性なのかもしれません。
だから、「失敗してもいいんだよ」と見守りたいけれど、「そこはビジネスとしてもっと早く」と叱られる事もあり、今でも試行錯誤です。

最初からしっかりやりたい人に、失敗してもいいんだよ、は辛いのかもしれませんね。ふと最近、特性の活かし方についても、色々考える事が多くなりました。
一言で言えば「特性を活かす」だけれど、本当に人の数だけ方法があるし、そこから出来上がる関係性もある。だからこそ、難しいと思うけれども、諦めずにトライしていこうと思います。私らしく・・・。

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