単純じゃない問題

単純じゃない問題というのは、色んな場面で起こり得るのですが、毎回仕事では「絡み合っていて、問題は一つじゃないし、答えも一つじゃない」と思います。
それだけに、「難しい」と言って終わりになることもある気がしますが、そうもいかない事もあります。

複雑な事も、紐解けたらきっと解決自体はあっさり決まるのでしょうが、問題はここ!と納得するまでのプロセスが凄く大切だとアクションラーニングをやってみて思うようになりました。

その上で、問題だって決めた納得感はあっても、そこが本当かどうかは解りません。
認知行動療法のお話しを以前に伺った時に、「それが本当かどうかよりも、その人がここだと納得したところを解決することによって、大半はスッキリするものです。」と仰っていました。それを思い出して、同じだと思います。

ここだと決められて、そのための解決行動をすると、絡み合ったものだけに、その部分は解れたら全部解れたり、一部であっても、その先が見えてくるのですよね。

単純じゃない問題ほど、じゃあ、一番大切な問題は何か、が納得できるまで考えることからスタートしたい。そのためには、絡んだ部分をいろんな方向から見たり、触ったりしないと解らない。一回ではほどけないかもしれません。
一旦、納得したら、それに関して動いてみる。駄目ならまた修正したらいい。

複雑な事こそ、軽やかに関わってみたいものです。

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