感情も共有することで信頼関係が深まる

冷静になってからでも、伝えられる感情は共有できると嬉しいものですね。

昨日、「あの時はありがとうございました。」と言う言葉を頂きました。

「あの時は、本当はお礼が言いたかったはずなのに、抱えていた感情が怒りだったので、ついついその感情の捌け口が欲しくて、怒ってしまいました。ごめんなさい。でも、本当は違う。支えてくれた事へのお礼が言いたかったんです。なのに、違う怒りの感情が勝ってしまって・・・。お礼を言いたいのに、私は何しているんだと思ったら、怒りをぶつけた後、そのままお礼も言わないでその場から逃げてしまいました。でも、本当に言いたかったのはお礼。改めてお礼を言いたい。ありがとう。」

確かに悶々としてしまった場面だったので、しっかり焼き付いてしまった記憶。けれども、後からでも「そうだったんだあ」と感じられ、またお礼を言われたら、素直に嬉しかったです。
その当時を上書きできた気がしました。

お礼だから嬉しかったのかと言うと、今回はそうだと思いますが、感情を後からでも知ることができるのは、ずっと悶々とし続けるよりは、一つの出来事が完結する気がしました。
そもそも、怒りを出せるのは、それだけ「言っても壊れない」と思うからこそだろうと思うと、それだけの信頼関係を大切にしたいからなのかと、改めて感じました。

何より、悶々としていたのは私だけではなかったということですね。
お互いに気になっていて、それをその場面を細かく聴くことで、やりなおしにはならなくても、冷静に受け止める事ができました。

感情を伝え合えるのは、信頼関係の度合いにも寄るのかなと感じました。
ネガティブな感情も素直に表現できるのも信頼関係があるからこそ。
そして、くすぶっただろうと思うことを、改めて伝え合えるのも信頼関係を続けたいという思いの表れ何だろうと。

凄く幸せな体験をいただきました。ありがとうございます。

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