基準はそれぞれ

何を基準にするかは人それぞれ。当たり前のようだけれど、実際には、その基準が見えるわけではないので、確認し合わないといけないし、意外に自分の基準を知らないことも多いと私は感じています。

コーチをつけるようになって、その基準を何度も何度も確認し、見直し、気づいたら自分自身に求める基準が上がっていることに気づきました。とは言え、周りにそれを押し付ける事もなく、仕事で基準を共有したい時には共有しながらやってこられたのは、本当にコーチングのおかげだと感じます。

自分でも出来そうなのに、自分ではあまりにも当たり前すぎて気づけない事がたくさんあります。それに気づいてくれるのは私じゃない人達。それを正直に話してくれるのはコーチという存在。

私自身もそんな存在でありたくて、日々修行だなあと感じています。基準が上がっていくせいか、ゴールは果てしなく続く先にあるように思います。とは言え、心強いのは、歩む存在が一緒に居てくださること。そして、成長を分かち合えるお客様や友人が居る事でしょうか。

昨日、「smilecoachさんが、慣れていそうなのに、いつも『どうしよう』と緊張をし、心配しているのを見ると、『大丈夫だよ』と声をかけながら、自分が落ち着ける。」と言われたのにはびっくりしました。
その人にはその人の受け止め方や、受け止める基準があるので、私をそんな風に受け止めてくれていて、すごく嬉しかったです。

基準は高めるばかりではなく、今の自分を受け止めるためにも、敢えてその時点の基準を確認することもできるのですね。