いつ切り替えるのか

仕事をしていても感じるのは、どれだけ完璧にやろうと思っていても完璧なのは、その瞬間までの私の最高であるだけで、その後考えると、まだやれることあったなと思うことも多いです。

そういう体験からなのだろうか、ここまではできたから次に進もう。と思える切り替えは得意な気がします。

ある方から、「smilecoachさんは、たくさんの事をしていて、どう切り替えているんですか」と言われて、まずは上記の「考え方」が浮かんだのです。
が、まずは相手の状況を聞いてみました。
早めに準備を始めても、ギリギリまでにまだできる事があるんではないか。その時までの最高の状態を発揮しよう、と思うと、結局ギリギリになってしまいます。との事でした。

私「そうなると、他の事はどうなっているんだろうか。」
相手「そうなんです。結局、一つに時間をかけた結果。全部ギリギリにしかできなくて、その出来にも満足できなくなってきているのが、現状なんです。」
私「本当はどうしたいんですか。」
相手「早めにできるようになりたいですね。」
私「そうなると、ギリギリまで良いものを出したいという気持ちと矛盾があるような・・・。」
相手「そうなんですけど、ギリギリにこだわったせいで、結局他のものが良い状態で出せなくなっているんですよ」
私「今話してどう感じているんですか」
相手「そうですね。決まってますね。出来の基準があれば、次に行けそうですね。」
私「そうなんですね。できの基準って・・・」

などと話を聞いていくと、良いものを提供したい思いと、出来ばえの折り合いがつく基準を作ったら良いということが、本人から出てきて、私自身もこの基準が私の中にもあるから、次にいけるんだなと改めて教えていただいたようでした。

言語化も難しいけれど、一緒に考えると、私の言葉で伝えるよりも、ずっとその人の切り替えポイントが見つかりやすいんだと思いました。

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