オンライン授業の功罪?

あくまでも私の主観であって、違うかもしれません。が、他の方々にも話してみて、そうだなというお墨付きも得て話します。

新人研修などをしてきて、思うことがありました。
これは、リモート授業、オンライン授業と言われるものの影響だなということです。

簡単に言えば、リモート授業・オンライン授業に慣れた人達が、リアルに研修を行うと、反応が少ないなということです。
頷きが少ない。
目が合うようで合わない、合わせようとしない。

きっとそのことに慣れてきた方が多いのかなと思いました。

新人の人達の中でも、相槌をうつことが多い人もいらっしゃるので、その方々に話を聞いてみると、「画面上で頷くと目立ってしまいよく充てられる。」「そもそも、こちらの画面はオフだから、頷くとか関係ない。」と。

もともとうなずかなかったのかと伺うと、そんなことはないと思います、人並みにはしているつもりです。と仰るのですが、その方々も相槌はうってくれるのに、うなづきは少ないなあと。

お話しをした後には、意識して反応を返してくれましたし、もともとできていたのことなので、感覚は残っていたのでしょう、すぐに自然にしてくれているように感じられました。

講師陣と話しても、「今年の子達は反応が薄い」と言いますが、それはできないのではなく、リモートやオンラインに慣れてしまったことで、反応の仕方を柔軟に変えた結果なのだろうと私は考えました。

だからこそ、反応ないなあと思うときにはできる事から反応していただけるようにお伝えをすると、すごく素直だし、元々できている方々なのでしょうね、直ぐにできるようになっていました。

リモートやオンラインの功罪だとすると、それに柔軟に対応できた人達を、「反応がない」と一言でまとめてしまってはいけないんだろうと考えます。
業種によって、リアルが大切で、反応も大切な業種であれば、またそのことを思い起こさせてあげられたらいいだけですよね。

そういうことを考えながらも、私自身もリモートに参加するようになって、カメラを観るのか、画面を観るのか、視線の置き方に悩んで、画面オフにして、音だけ聞いていることもあります。
私自身も以前より減ってしまっていること、反対に増えた事など、あるのかもしれません。自分では解らないからこそ、そうした小さな環境の変化に合わせて、自分も順応し続けなければならないなと感じました。

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