明るいイメージが現象さえ明るくする

クリスマスが近づいてきて、子供たちがなんだかワクワクしているのを見ていると、何か起こっているわけでもないのにワクワクできるんだから、イメージが人をワクワクさせるんだという事が見えてきます。そうなると、起こっている現実は何も普段と変わらないのに、現象さえワクワク感の影響か反応が違ってきます。

こうしたことは日頃から本当は起こっているのでしょうが、この時期だから子供を見ていたら思わず再認識させられました。
「このプロジェクトはうまくいきそうだ。楽しそう」などと思えているプロジェクトは、携わっているだけで楽しくなって、どんどん発想も生まれ、結果として本当に楽しいまま成功をしたりします。仮に成功という結果に終わらなくても、この事でこんな事が分かったとか、学んだとか、受け止め方も前向きに捉える事がほとんどです。

反対に、「このプロジェクトはメンバー最悪」などと思っているような場合は、ちょっと何かが起こるたびに、「やっぱりね。それはうまくいかないはずだよ」と否定的な見方をしてしまう事が多かったように思います。

当時はそんな事を思っても見なかったのですが、今だから「イメージ」の大切さを痛感します。スポーツ選手も「勝つときのイメージ」や「楽しんでいるイメージ」をもてるときは、リラックスをして最大限の力を発揮できるけれども、「練習不足だやばい」など緊張を誘発するようなイメージを持ってしまうと本来の力さえ発揮できずに終わってしまうこともあるから、試合前などの前のイメージを造るところから試合は始まっているといいます。

世の中不景気だからと言っていると本当にそのようにしか見えないけれど、「チャンス!」と思っている人には、チャンスが見えてきて、本当にチャンスとなる。
現象は何も変わらないのに、イメージがその後の捉え方や行動まで支配してしまうのだとしたら、良いイメージを常に持つだけで、いろんな事が変わってくるんじゃないかな。

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