フィードバックは痛いけど、ありがたい

今月は、研修にオブザーブしてくださっている方がたまにですがいらっしゃいます。
その方からは、毎回研修後にフィードバックをいただいております。

正直、できてない部分を指摘され、悪い評価をされる事ばかりで、辛いです。
けれども、長年講師としてると、できていない部分を言われる事が少なくなっているからこそ、非常に有難いです。
緊張感もありますが、本当に「ありがたいな」と思えた事が起こりました。

それは、何回もオブザーブしていただくうちに「○○が前回より良くなりましたね。」「△△は解りやすかったです。」など、前回から改善してきた部分が良くなっていると、伝えてくださるようになりました。
相変わらず、良くなるためとは言え、「××ができていないです」と言う部分もありますが、仮に前回まで言われていない指摘であれば、気づかなかった事を指摘されるわけですから、変えたいなら、変えるきっかけになります。

そもそもオブザーブをしていて気づく位ですから、受講者の数名でも同じことを思っているのかもと思うと、基本的には「変えない」という選択肢は私の中ではしたくないと考えています。
だからこそ、どう表現するかの「宿題」をいただいた気分なのです。
それを、次までにやってきた事を評価され、「解りやすい」「安心していられる」と言われると、「やってよかったな」と思います。

言われる方も辛いことも多いですが、言う方も勇気が要ります。
けれども、先日「smilecoachさんは、伝えた事に対して、何とかしようとしてくださるから、伝える事にも勇気が湧く。言ってよかったと思えます。」と言葉にしてくださいました。

オブザーブする側も正直大変だと思います。
けれども、「率直に言ってほしい」とお願いをしていたことに対し、率直に伝えてくださる方は少ないです。にも拘わらず、本当に率直に伝えてくださった事を、活かそうとするから、また仰って下さるんだなと改めて感じる事ができました。

言われる側だけの立場で辛いと感じていたのですが、コーチとしても言う側の覚悟も知っているはずだったのに、言われる側の辛さばかりに目が行っていた自分に気づかされました。

あと数回、オブザーブをしてくださるそうです。
その間に、たくさんフィードバックを痛くてもいただこうと思います。そして、お互いに「変わったね。」と変化を分かち合えたらと思います。

オブザーブしてくださっている方に感謝です。ありがとうございます。
あと少しですが、よろしくお願いします。

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