変えようもないことを悩むな

あるマネジャーが仰った言葉です。
「変えようのないことを悩むな」

こんなはずじゃなかった。お先真っ暗だ。とあるプロジェクトが急遽、方針転換になり綴じる事が決まったそうです。
トップの決断なので、変えようがないのに、ああだこうだ言っても始まらない。というのが、そのマネジャーの考えでした。

なので、そのプロジェクトのトップでありながらも、凄く前向きです。
考えても仕方のないことに時間を割くぐらいなら、自分の事もだけれど、まず部下一人ひとりが、この先のキャリアをどうしていくのか。今までのの経験をどう活かして次につなげていけるのか。もっと先の人生の目標は何かを、しっかり考えて明るく前を向いて、今のプロジェクトより先を見ていけるように、話を聞いていきたい。一緒に考えてあげたい。

ああ、こんなマネジャーの下で働けたら、幸せだろうなあと感じた瞬間でした。

その方の一言一句が凄く心に染みてきました。
どうして、そんなに人の事に親身になれるのかと伺うと、自分自身にも親身になってくれる人が居たり、迷ったときに道しるべになる本があったんだと仰いました。
でも、根柢には以前伺ったことのある「過去が変えられるわけでもないのに、過去にこだわってもなあ」という言葉にも通じるものを感じました。

今と先を大切にしていくことが大切。
そして、自分がその人達の上司でなくなったとしても、それでも頼ってもらえるような人物になることが自分の目標。
その言葉が、その人の言動全てに表れている気がします。

今、この時期にその方とお話しできる幸せを感じながら、私自身も今と先を考えられるように影響を受けている気がします。
ありがとうございます。

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